不遇のヒロインを美貌のヒーローが助け溺愛するよくある設定のお話。
よって、意外性は全くありません。
ヒロインの従兄(後に義兄)は、ヒロインを子供のころから愛するいい男なのに祖母からヒロインの結婚相手に選ばれず可哀想(笑)。
ヒロインは行動力はありますが、身内としか基本接しておらず鈍感で卑屈。この作者さんのヒロインは卑屈なのが定番。
短い作品なので気になる程度ですみましたが、長編だったらは苛つきます。
ヒーローsideも多少ありますが、終盤までヒロインに愛を告げない心理がちょっとわかりづらかった。
ページ数の都合でしょうが残念でした。
誤字が気になりました。艶然と意味を浮かべる(艶然と笑みを浮かべる、でしょう)、や、義母妹(異母妹ですよね)など。
ぱぱっと読める溺愛ストーリーが読みたいときにはオススメです。