ネタバレ・感想ありさよなら、運命の人【イラストあり・電子限定ショートストーリーつき】のレビュー

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一気読み
ネタバレ
2025年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小中先生の、切ない系のお話が好きなので、ハラハラドキドキしながら一気読みしました。気になっていた作品だけどレビューを拝見する限り、ユーイの存在が自分の中で地雷かも、と購入を躊躇していました。確かに、めちゃくちゃ苛々させられたけど、ユーイとは何もなかった事で多少気は晴れました(じゃ、人を買うのが初めてでレオンが忘れられなかったと言うアレクが、脱がすのとか手慣れている雰囲気があったのは何故?、って所は疑問のままだけど)。何度も離れ離れになりながらも、お互いが唯一の大事な人で、最後の特典ストーリーで年老いてもそれが変わらない幸せぶりが読めて良かったです。yoco先生の繊細で切なげな雰囲気のあるイラストが作品にとても合っていました。
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すれ違う運命の二人
ネタバレ
2025年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ やっぱり小中大豆先生の作品は良いですね。運命の番が運命に翻弄されて何度もすれ違うのが歯がゆく切ない。レオンがウソをついてまでアレクと結ばれたかった気持ちがとても切なく、胸が痛くなりました。ユーイをはじめ周囲に引っ掻き回された二人、波乱万丈、ドラマチックという言葉がぴったりな感じですが、本人たちは大変だっただろうなぁと。幸せになった後のお話「彼のピアノ」がとても良かったです。大変な時代をずっと寄り添って生き抜いた二人、最後まで仲睦まじく幸せでなによりです。
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面白いです
ネタバレ
2024年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ あ~良かった。何とか乗り切った感じです。学生時代からすれ違い、とうとう戦争まで。。ハピエンで安心しました。
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最高でした
ネタバレ
2024年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ じれったくて最高でした。BLに限らず恋愛をメインテーマにしたフィクションでは、愛される喜びを味わいたいのか、結ばれるまでの切なさや苦しみを楽しみたいのか、読者の好みが分かれるところだと思いますが、この作品は間違いなく後者。両片思いがこじれにこじれて、もしかしてアンハッピーエンドなの?と不安になるほどでした。レオンとアレクの関係をこれでもかと引っ搔き回してくれたユーイには腹が立ちましたが、彼なしではこれほど盛り上がれなかったはずなので、一応の感謝をw
オメガバ世界観での20世紀初期欧州
ネタバレ
2023年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL小説。作者さんの作品読むのは二作目。時代背景は違いますが、どちらもヨーロッパ舞台で、経験のない受けが男娼と偽って身体の関係に持ち込む〜っていう冒頭の流れがなんとなく似ていた気も。。でも、この作品は、学生時代の切ない回想もあり、第一次世界大戦前後の時代に翻弄される人々をオメガバ世界観とうまく融合して書かれていて、この作品の方が好きでしたね。幼なじみで両片想いで運命の番。この鉄板設定、何度読んでもいいものはイイ。。
運命ってこういうこと
2023年7月16日
オメガバースものでは基本の「運命の番」の設定を、「運命に翻弄されながらも、必ず巡り合って愛し合う二人」のように解釈した作品。パッと見た瞬間に街中で発情するとかよりも説得力がすごい。
何度もすれ違って、もう終わりかなと思うくらい打ちのめされて…絶望と表裏一体という感じ、これが運命。
第一次世界大戦の頃の時代設定と、フランス・ドイツを舞台にしたことにも、その設定しかないっていう必然性を感じた。やっぱり小中大豆先生すごい。あらゆる時代・設定を網羅しようとご自分に課しているのか…?
イラストも、この作品の中に静かに漂う不安感を表しているような控えめな美しさですごく良かった!
ケヴィン姉さんの包み込むような優しさが良き。
ドキドキよりゾワゾワが勝つ
ネタバレ
2022年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ もう何度も何度も離れてはくっつきそうで、でも離れちゃって…。
離れていく二人の様子に涙が出そうになる学生時代。。
でも大人になってからは涙が出るより震えが先に来る!
ユーイくん怖いよ‼︎メインじゃなくて当て馬なのに狂気を感じる執着ぶりとしたたかさ。。
ゾワってなる!ゾワってなるよ!でも面白かったです
じれっっっっったい
ネタバレ
2022年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼馴染みで出会ってから大人になるまですれ違い、勘違い、横槍を入れられ振り回されて、いつ完結するの?!というお話。あとがきにも書かれてますが、ちゃんと結ばれます。ただ、拗れて絡まってやっと辿り着くので、幸せ一杯なシーンは1割位。物語の8割目辺りの展開には胃がムカムカして放棄しかけましたが、とにかくラストを、二人の幸せな姿を見たくて読み読むのを止められませんでした。最後は「運命」が勝ちます。親友のcpの幸せも垣間見れて、大団円で心が晴れました。
作家買
2022年6月6日
良かったよぅww表題からまさかのアンハピエンか?!小中大豆のクセに!?とww安心して読まれょ!翻弄されてまぅ時代背景も掻き回す小賢しぃ脇Ωも大事~と読み終えると思うww遠い目ww
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ピアノの音よ、永遠に
2022年4月8日
誰が嘘をついていて、誰が仲を裂こうとしているのか、読んでいて判るだけにもどかしさで身悶えしました。二人の気持ちがすれ違う度に、タイトルが「さよなら、運命の人」でしたので、このまま巡り会うことがないのでは‥と思う気持ちがはやり読む手が止まりませんでした。涙ながら読みました。
何度も何度も、、、
ネタバレ
2022年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ すれ違う2人。アレクもレオンもお互いが好きなのに近づいたと思ったらすれ違い、今度こそと思いながら読むもまた上手くいかず。あまりにも悲しい方向に話が進むのでもしやこれはタイトルの通りアンハッピーアンドなのでは、と何度も邪推しました。結果としてハッピーエンドでしたが、エンドに行くまでがハラハラドキドキ悲しくて今どの辺まで読んだのかなとパーセンテージを確認する始末。まぁまたそれも楽しいんですけどね。紙書籍だと目で見て今本のどの辺を読んでいるのか分かるけど電子書籍だとそれが分からないから余計気になったのかもしれません。
そしてユーイ。最初から最後まで嫌なやつでした。ある意味初志貫徹。彼がいなければ2人の人生はきっと穏やかであったのではないかと。アレクの兄と自分で決めて番ったのにアレクへの執着も辞めないとか、、、彼のその後も気にはなりますがもうユーイはお腹いっぱいです。
運命の番という言葉が出てきていましたが、2人が生きてきた道を振り返り、お互いがお互いを求めていた結果として運命という言葉がぴったりとハマったのかなという思いです。
つらつら書いてしまいましたが、少し辛いシーンがあってもハッピーエンドなら大丈夫という方はご一読されていいと思います。レオンが書いた自伝です。
運命を紡ぐ
ネタバレ
2022年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ああ、もう!と言いたくなる。レオンもアレクも素直じゃない。臆病なんですよ。つまりは。だから拗れる拗れる。素直になっていたら違っていたかもしれない卒業の時。素直になれなかった2人はパリで再会した時も、そうなのですよ…。どうなってしまうのか、ハラハラします。ホント、いつまでも?と、思ってしまうくらいに拗れたまま…。パリから脱出しようとした時にやっと、素直に話ができるんですよ。本当によかったです。何があっても惹かれ合う運命…。ユーイはきっと、読者に恨まれる。でも。彼の事情を考えたら、わかってしまう。いくところがない外国人だもの…。酷い人でもありますが、同時に可哀想な人。悔しかったんですね。アレクが全く見てくれないから。彼も幸せになるといいです。
ハッピーエンドで良かった!
2022年2月20日
なんでこんなに、主人公ばっかり我慢しなければいけないんだ!と腹立たしくなり、なにか良いことが起こって欲しいと祈りながら読んでいました。
なので、ハッピーエンドで本当に良かった!
ピアノ
ネタバレ
2022年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ さよなら、運命の人、タイトルを見たらハッピーで終わるのかと思いましたが最後は幸せをつかんで良かったです。何度もユーイにジャマをされて、互いの想いを相手に伝えれなくて、とても切なかったです。ユーイを何らかの形でぎゃふんとして欲しかったですね。後日談のレオンとアレクが幸せいっぱいで、ほっとしました。あなたが欲しい、これは二人の想いですね。
素敵でした
2022年2月3日
まず世界観からして好き(笑 ただこの作家様は私の中で振り幅広くてわりと優しいお話が多く、とことん切ない系が好きな私には物足りない事が多いのですが今回は大満足!ユーイが執着する理由も分かるっちゃー分かるけどやり方が姑息でもうちょっとガツンとザマァが読みたかった。受けがしっかり自立しているのも好感が持てました!会話も良かった〜しっかり幸せになれて大満足
よかった!
2022年1月26日
せつなくて、せつなくて、引っ掻きまわされて、ムカついて、しかたなかったけど、幸せであってほしーなとおもいました!!
良かったです
2022年1月20日
タイトルから、これはもしやバッドエン?とどきどきしましたが他の方のレビューを参考に、ハピエンでした!
小中先生の作品が大好きで、これも期待を裏切らず読み応えありました。yoco先生のイラストも雰囲気ピッタリです。
ひっかき回される
ネタバレ
2022年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悪役のユーイが散々な程にひっかき回してきます。
しかも設定が日本人(笑)
読んでいると自分がドイツ人になった気がして悪役である日本人(ユーイ)にかなり腹が立ちました。
当て馬って最後は和解したりするんですけどこの作品は最後まで悪役でした。

ユーイの登場でここまでレオンとアレクシスをひっかき回すとは思いませんでした。
二人とも幸せになれて良かったです!

yoco先生の絵にハマっててこの作品にたどり着きました。yoco先生の挿し絵の作品はホントにハズレがないのが驚きです!
作者様の作品の魅力を存分に引き出しています!
是非読んで見て下さい。
良かった!
ネタバレ
2022年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切なすぎる両方想いで、当て馬があまりにも姑息でこれでもかと引っ掻き回してくる…終わらない地獄かと思いました。
作者さんのファンですが、今度こそはもう本当に切ない終わりなんじゃないかと残りページ数を気にしながら震えました。
ハピエンで良かった!!
最後に出てきたカラーイラストで泣きました…
西洋のピリオドドラマみたい
2022年1月12日
Atonementなどを好きな人は絶対この本も好きになると思います。プロットも雰囲気もキャラクターも最高でした。特に、第一次世界大戦に参加していなかったとしても難民を受け入れたスイスのあまり知られていない歴史についてこれほどきちんと書けたBLとは本当にすごいです。すごく感動しました。
作者買いです
2022年1月9日
小中先生のお話は切ないけど最後はハピエンってのが多いので大好きです。
今回も何度もハラハラして切ない思いをしましたが
最後は、やっと結ばれてホッとしました。
電子限定のSSがすごく
素敵な話でほっこりしました😄
ハピエン
2022年1月9日
時代の匂いもしっかりしつつ、全体的には切ない物語りでした。何度ももすれ違い、辛い思いもしつつ、ハピエンで良かった!友達も素敵でした。すっごく性格悪いユーイがムカつきます。
最高でした
ネタバレ
2022年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ある意味安心して読める両片思いすれ違いものですが、とても面白かったです。こういう異国もので日本人が悪役になっているのが新鮮だと思いました。
作者さんの別作品もとても好きですが、両片思いですれ違うお話を書かれると右に出る方はいないのでは…とも思います。
切ない…
ネタバレ
2022年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作家さんとイラストレーターさんの組み合わせが好きで、今回もとても楽しませて頂きました!読んでる途中は、お話を引っ掻き回してくれる存在がもうイラっとしてしょうがなかったのですが、読み終わったらこの人を主人公にしたお話を読んでみたくなりました。
すれ違い…
ネタバレ
2022年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ めちゃくちゃ好きな作家さんです!ほんと読み出したら止まらない魅力があります!あざとい当て馬さんもいて、盛り上がりましたー!!
いやほんと素晴らしい。
電子限定素晴らしすぎ、いや、なに?平坦じゃないって!!何度となく繰り返される…なんて!!わずかなストーリーに想像を膨らまさせられて泣きたくなりました。なんかキングヌーの三文芝居のような世界観!!!!長編を書いて欲しい作者さんです!!!
最高でした!おすすめです!
ネタバレ
2022年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな人に「好き」って言えないもどかしさ。したたかな第三者の出現。せつないくらいに惑わされ、離れては出逢いを繰り返し、涙が…。おすすめです!
感動!
ネタバレ
2022年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙書籍の書き下ろしSS2種類がとてもいいお話だったので電子書籍のSSも読みたくて購入しました!
本編も映画を観ている様な感じで、ほぼすれ違いの主人公たちですが、そんなもどかしさやじれったさが気持ちが通じ合った後の二人をより素敵にしていました。
ハピエンでした。
ネタバレ
2022年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 題名から悲しいまま終わるのではと不安でしたがハピエンでした。読後感はとても良かったです。が、すれ違いが続き過ぎて、それはないと思う部分もあります。この時代設定のオメガバースは私的に初でした。モダンな雰囲気と戦時下の悲壮感もあって良かったと思います。
もどかしい……!
2023年8月9日
この手のすれ違い系の両片思いの話を読むと、いつも思います。「あんたたち、素直になれば一瞬で幸せになれるのにっ……!」と。
切なさに身悶える
ネタバレ
2023年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても切ない物語でした〜!
古の腐女子なので、JUNE系耽美な世界観に惹き込まれるように読みました。
ラストは更に切ない結末かと身構えたけど、ハピエンで嬉しかったです。
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挿絵が素晴らしかった
2023年6月2日
お話とピッタリなyoco先生の挿絵でした。
当て馬が昔の昼ドラぐらいの嫌なところしかない当て馬で、そこは残念でした。
辛い描写が続いて、溺愛してるだろうにそこの部分は少なくて一冊にまとめるのは勿体無いと感じました。
読んでて心が痛かった
2023年5月19日
とにかくしんどい。。。
何度もすれ違い引き裂かれても、一途にお互いだけを愛し合う2人の姿が切なくて、途中からは涙が止まりませんでした。
シリアスで美しいオメガの物語
ネタバレ
2022年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人生の大事な箇所で何度もすれ違いながら、それでもお互いを思い切れなかったアルファとオメガの物語。
要所で助けてくれる優しい人々に支えられながら、
大変な環境を生き抜く2人の姿が真摯に描かれていて、出だしから引き込まれます。
この作者さんは色々な物語を紡げる実力派の作家さんでした。主人公が生きることに対する葛藤が根底にはあるような気がします。BLとしてイチャつく展開よりも、物語全体の流れが気になり読み進めていきます。
シリアスものですが、オススメです。
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良いお話でした!
ネタバレ
2022年4月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラストの方の穏やかな雰囲気がすごく心地の良いお話でした、とくに電子限定ショートストーリーがすごく素敵で読後感がとても心地よいです。
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映画のよう
2022年4月10日
まさに戦争が始まりかけたパリでの幼馴染オメガバースです。一本の映画を見るようなドラマチックで美しいお話でした。ただ、最後の方のもだもだで、相手を信じきれない主人公に否定的な感情がでてしまい、冷めてしまったのでマイナスしました。
甘さかなり控えめ。
2022年1月11日
溺愛を期待するのは間違い。かなり切ないパートが続きます。すれ違いすぎ!当て馬が姑息すぎ!切ない展開ばかりなので、正直読んでてしんどかったです。気力のあるときに読んだほうがいいかも。その後のお話をもっと読みたかったです。攻め視点も欲しかったですね。
世界大戦時の欧州設定
ネタバレ
2022年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースで、ヨーロッパが舞台で、ドイツ人カプの紆余曲折の物語。戦後はスイスでハッピーになるラストですが、すれ違いすれ違いのハラハラモヤモヤの物語でした。
我慢できるか
2023年10月20日
運命の番だろうなって思うのに 何度も横ヤリを入れられ、すれ違う展開に我慢できるかが 読み手に課せられた使命に思いました。
中学生の歴史が、、、
2022年1月13日
一時期、世界戦争の話(実話、映画共に)にはまっていたので世界背景が分かると、少しストーリーが読めてしまった&もう少し突き詰めて欲しいと思ってしました。( ;∀;)心理描写が丁寧だと思って評価していたので作者買いをしたのですが、現実+オメガバースは設定が多くなって気持ち的な所が抜けてしまう印象になってしまったかな?と思いました。
すれ違う2人
ネタバレ
2022年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースですが主人公たちの成長とともにヨーロッパの時代の流れも感じました。今回のお話に出てくる受や攻の家庭は複雑でそのせいで普通なら幸せになりそうな学生の2人ですが自分達の力では難しく、離れてしまう事になってしまいます。それからも邪魔が入ったりとすれ違う2人ですがお互いの事を思う優しい気持ちが伝わってきて悲しい話ですがほっこりする場面もありました。その後の話もあり、2人の人生が全て見ることができたように感じました。
虐げられすぎな受け。あと当て馬いらん
ネタバレ
2024年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 混乱の時代のパリを舞台に、学生時代の2人が再会してすれ違いながらも最後結ばれるオメガバースものです。
設定、キャラクター、そこはかとなく漂う寂しげな雰囲気と、最後のハッピーエンドはとても良かった。
とても良かったけど、話としては陳腐な部分が気になってしまいました。
まず当て馬なんですけど。わかりやすい性格悪くてずっと仲を引き裂こうと画策してきて、身体を使ってまで嘘をつく最低な当て馬なんですが、特にざまぁ展開はありません。しかしこの当て馬が話の大部分に関与してきているので、読んでる最中不快な気持ちに何度もなりました。
その上ストーリーもずっと受けは虐げられすぎていて、読んでいてずっと辛かった。攻めとも分かりやすく仲違いしたままな上、どうしてお互い話し合わないの!?て感じでずっとずっとすれ違って嘘をつきます。そして拗れて別れて。幸せなのは本当に最後だけ。
時代背景や物悲しさみたいなものがずっと漂う暗い話ですが、それも味にはなってると思います。であればここまで受けが虐げられ、2人はすれ違い、当て馬がでしゃばって来なくていい。2人が再会後にすれ違いながらも、徐々にまた心を通わせて行くところを書いてくれるだけで全然良かった。そして最後だけ戦争が起きて……ていう話なら好きでした。
ずっとずっとただ悲しくて苦しくて虐げられてて当て馬にムカついてすれ違ってるターンばかりでしたので、読むのが楽しくなかった。
作者さんのファンになり過去作品として読みましたが、これは二度と読み返さないと思います。受けと攻めのキャラクターや文章は好きでした。
当て馬の設定が古すぎる気が…
ネタバレ
2022年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 文章が端正で続きも気になるし、と購入しましたが、一昔前の夢小説(最初はヒロインが嫌われてて、でも健気だから最後は愛されて…みたいなの)を読んだようなもやっとした読後感でした。
当て馬が作中の業を全部背負わされてて、なんだかなあと。
こういう当て馬って10年前に滅んだと思ってました。
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作家名: 小中大豆 / yoco
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 心交社
雑誌: ショコラ文庫