ネタバレ・感想ありお稲荷様はいつも空腹~神のお宿のもてなしご飯~のレビュー

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黄金色の秋から桜吹雪の季節まで
ネタバレ
2023年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 神界と人間界を繋ぐ宿の主人•稲荷神の一葉と代々その守役を務めてきた家の末裔•静佳のお話。先代の守役である静佳の祖母が亡くなり、静佳の夢枕に立ちます。2週間前、ブラック企業での過重労働で倒れて入院した静佳を見舞ってくれた祖母から静佳は館の守り手という仕事を託されていました。幼い頃に父親と離別し、母親も先年他界している静佳に祖母の記憶は無かったものの、一緒に写った昔の写真を見て静佳は納得したのでした。夢に現れた祖母から静佳は守り手の証だという社の鍵を渡されますが、退院しても気力の出ない静佳は毎日のように公園でぼんやりしています。そこへ金色の髪に金色の瞳をした美しい青年•一葉が現れ、「なぜ来てくれないのか?」と声をかけてくるのでした。大きな銀杏の木のある古い館での生活が始まります。でも静佳の作る食事ではなかなか一葉の空腹を満たせないのでした。神様への想いを込めることの難しさと幼い頃の微かな記憶とが交差してゆきます。もてなしご飯というタイトルですが、メニューの寂しいのが残念てす。稲荷寿司や味噌汁の油揚げは良しとして、厚揚げ&油揚げメニューを中心に和洋取り混ぜて展開されているとよりおいしいお話になったかと思いました。
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よかった
2023年5月19日
設定が面白かったしキャラクター達みんないい味出してました。基本的にほのぼの優しい世界に事件が起こったりしながら主人公と一葉の仲が深くなるお話。
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和風お伽噺
2022年4月27日
同人誌のことを持ち出して恐縮ですが、昔こちらの作家さんの書かれる和風ファンタジーのシリーズが大好きでした。
この日本で神様や精霊や妖怪が溶け込んでいる、お伽噺のような雰囲気、こちらの作品にも同じものを感じてとても嬉しかったです。
現代日本を舞台に、お稲荷様とその守り人の交流とゆるやかなラブと初恋物語が描かれています。神様の親しみやすいところと神聖なところ、恐いところ(これはお稲荷様ではなく別の神様ですが)もちゃんとあってそこも好き。
蛇足ですが冒頭で書いていた同人誌が今はKindleで読める!とあとがきに書いてあってめちゃくちゃ嬉しい。そちらも買います〜!
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神様と人。
ネタバレ
2024年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 守り手として、祖母よりまかされたシズカ。
神様があまりにもイケメンで優しくて。
スパダリです。
こんな上さま側にいたら、惚れちゃうと思う。
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神と人の領域の不思議
2023年12月22日
時間軸が異なる関係性の間で、どれほど再開を待ち望んだのだろうか?と思うとチョット切なくなりました。
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期待してたものとは違った
2024年11月21日
タイトルとあらすじからお料理がたくさん出てくる話かと思っていたもののそういう訳ではなく。冒頭のブラック企業で心身を壊した主人公の描写からハートフルお仕事ものかと思えば、宿へお客様を迎える描写は1度しかなく…。結局これ何の話だったんだろう。別れについても、仕方ない事情などはなく攻めの気持ち次第なんですよね。文章の読みにくさなどはなく、お話の全体としてはまとまっているとは思うのですが、色々と引っかかっるところが多くて高評価にはなりませんでした。
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神様側が勝手すぎて
2023年6月19日
大事なことは何も教えないで、人間側があれこれ一生懸命やってんのにダメ出しばっかり。しまいにゃ、祟るって…。神様に人間側の常識は通用しないのかもしれないけど、なんだか理不尽だしわがままだな、って読んでるうちにムカムカしちゃって全部読めなかった。蛇の妖、廻が一番人間味あって良かった。
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