ネタバレ・感想あり溺れる淫情 ‐孤高なセレブの執愛‐【特典付き】【イラスト入り】のレビュー

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大作だー!!
ネタバレ
2024年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 427ページ。なにげに大作です。そしてやっぱりタイトルからしてエロい。文章はすごく雰囲気がいい。バブル時代の退廃か?舞台は地方の海辺の社交界、地方って言っても東京じゃないってことかな?すいません、さり気なく葉山って書いてありました。都心の表舞台から追いやられ、コミニティのパーティーで退屈を紛らわす柏木(27)は、ヤクザに追われるジゴロ拝島(32)に当たり屋されて、居座られる。基本的に拝島視点、時々柏木視点かな。作者はエロのあるブロマンスを目指したらしいですが、やっぱりブロマンスとは違うと思う。愛だよ!愛!
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続きが読みたい
2024年3月12日
えっろ…、エロが続くと飽きちゃうのですが、こちらはもう全然飽きませんでした…エロいー。BLなので、どうなるのかはわかっている訳ですが、じわじわと煮られていくような進み方もなかなかでした。東京に戻って、かつての裏切り者がどうなっているのか見たい…続き読ませて欲しいです。
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ロマンスのスタンダードを
2022年2月19日
限りなくゴージャスにアレンジメントした快作で頭の中はずっと角松敏生とか山本達彦がキラキラしていました……計算され尽くしたプロの手管です。

私カシコの人が恋愛であほになるのがいちばん好きなシチュエーションなのですがこれにしごできとかかねもちとか盛られるとプライドを守る鎧はなんぼあってもいいですからねと鼻息が荒くなります。

今作の攻め柏木君はザ・持てる者、持たされすぎて周囲の居心地を悪くさせ排除までされてしまいもうなんも要りませんてとこまで流れてしまう。
モラトリアムどころか完全にリタイア気取りの27歳がやくざの情婦に手を出し追われているところの受けにロックオンされさあ大変、という導入。

お互いが本当にお互いをよく見ていて、拝島の柏木評、描写には惚れ惚れしてしまう。また著者が余計な感情を乗せず彼らの見たまま、ありのままを描写するので臭みやいやらしさがない。

リゾート地の夜の社交が物語の重要な背景なので女性もいっぱい出てくるのですが、この筆致のお陰でさっぱりと彼女たちを見送れます。
マダムは著者の特観席枠ですね。帯封がいい仕事すんですよこの話…。

ジゴロと厭世家がペットと飼い主になり、友人のような相棒のような、からのハッピーエンディングは読み応えがあります。掌編も2本ありいつまでも物語を去り難くさせてくれます。
好きぃ……
2022年2月3日
作者さん買い。かぶりついてすぐ読んだ(笑)拝島さんがなんか韓流アイドルみたい!!海辺が舞台で、カラフルな花や潮の香りや風の表現が大変好みです!海さいこー。ダンスさいこー。コンドミニアムさいこー。社交場さいこー。作者さんの、男を女にしない攻の思考好きです。あとはやはり心情や情景の描写を表現する文章が大好き。そして女が絡んでるとこも珍しくて好き。続いてほしい。
素敵
2023年4月26日
挿絵がきれい。
セレブとジゴロのはなしだけど、攻めはかいがいしく、せわをやくのが、なんかいい。
受けは、奔放すぎだけど憎めない
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作家買い
2022年4月23日
よくわからない位のセレブとジゴロのはなし。おまけにノンケ同士なのに、お互い惹かれてしまう。攻めが好きを自覚してからの溺愛がすごかった。
ブロマンスを描いた作品
ネタバレ
2022年2月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ブロマンス:2人もしくはそれ以上の人数の男性同士の近しい関係のこと。性的な関わりはないものの、ソーシャルな親密さの一種とされる
『ブロマンス』という言葉を知らなかったため、読み進めても「なかなか絡みが無いなぁ?ノンケ同士のノベルを初めて読んだ気がしているけど…まぁそうだよねぇ」などと訳の分からない自己完結をしていましたが、ノンケ同士が徐々に親密さを増してゆき、親密になっているはずがどこかお互いに遠慮して誘えない…でも、求め合っていて~♪ってラストの流れが良かったです!
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作家名: 高月紅葉 / 石田惠美
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: ダリア文庫e
雑誌: ダリア文庫e