幸せだったヒロインの少女時代がある日突然終わり、全てを圧し殺し過ごす修道院での穏やかな生活。
ヒロインへの恋情が悲劇のきっかけとなったヒーローの贖罪。
物の道理が狂っている王と王の愛妾と、その姪。
ヒロイン一族は王政の変革をもたらす切っ掛けとなり王妃とヒーローにより復讐と王家の狂った歯車がただされるストーリーでした。
まぁ、溺愛加減は少なめだと思います。
イラストが本文中の描写と解離してるのが気になりました。
ヒロインは髪を結ってるのに、未成年女性の髪型である垂らし髪であったり子供っぽすぎ。
作者さんの他の作品でもそうですが、~はヒロインには聞こえていない(見えなかった、気づかなかった)という表現も多い。間近にいるのに聞こえない呟きならいれなきゃいいのに。もしくはヒーローsideに入れ込むとか。
ストーリーはわりと王道でしたので普通に楽しめました。