ネタバレ・感想ありアンブレラ ~堅物アルファと強がりオメガ~【イラスト入り】のレビュー

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すごく良かったー!
ネタバレ
2023年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初作家様ですがレビューを参考に読んでみました。結果、大正解!凄く良かった!!たったの128ページなんだけど200ページを超えているんじゃ?と思うほどの読み応えで、とにかくΩの前向きで頑張り屋なところに何度もグッときました。
タイトルにもある通り堅物でデリカシーが全くないαと傷つきながらも弱さを見せず真っ直ぐ明るく生きていこうとするΩの物語。このΩの強がりっぷりがすごくいいんです。自分だって傷ついてるのに相手のために手を差し伸べられる優しさと強さに幾度も心が洗われて。その分αのポンコツぶりが目立ちますが、心の機微に疎いながらも自分の失態に気づき反省する姿、両思い後に全力でΩを守る態度に溜飲が下がりました。
そして、何を隠そう今作の影の主役はβの久利!この方の存在にどれだけ救われたか。そんな久利にも幸せになってもらいたい!先生、是非ともスピンオフを〜!!
アルファもベータもオメガも
ネタバレ
2023年6月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ アルファとベータとオメガ、メインの登場人物はみんな第二性は違うものの一生懸命に生きていました。特にベータの久利さんのポジションは涙が出ました。久利さんも幸せになって、、、。研究以外ポンコツアルファの樹と生い立ちから弱さを見せられないオメガの音緒。運命の番だと思っていたらそれは自分ではない別人で、でも相手の幸せのために動ける人。自己犠牲というとアレですが、相手の幸せを願って行動できるってすごく強いなと思います。この本にはタイトルと同じ「アンブレラ」とその後のお話の「7colours」の二作品がありますが、私は7カラーズの方が好きでした。樹のポンコツ具合と久利さんの楽しそうな姿が。未来の約束を当然と思える2人になれて本当に良かったです。
スピンオフが読みたい
ネタバレ
2023年1月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガの新薬の開発をする研究員 アルファ 高城樹×アルバイト先をクビになったオメガ 白崎音緒(21才)
臨床試験の被験者となった音緒は樹のマンションに2ヶ月間同居することになります。実家が総合病院を営むお金持ちアルファと貧しいオメガという王道設定ですが、堅物な攻めに強気な受け、樹の元恋人のエピソードや樹の実家との軋轢などなかなか読ませる内容でした。研究室長のベータ 久利清威がすごくいい人で樹より魅力があって(個人の感想です)、なんかなーって思いました。音緒はアルファの樹しか見えてないのですが、久利の方が絶対いい!なにやらいい感じのお相手?も出てきまして、あ~、スピンオフ読みたい~!ってなりました。久利がホントにベータなのかなと思うのです。音緒がオメガなのを樹より早く見抜くところとか。熟練の勘なんでしょうか。実家との距離感もいい感じで、続編が出たらまた読みたいです。星4.5くらい。
「アンブレラ」はビーボーイ小説新人大賞の受賞作らしく、期待の新人作家様です。描き下ろしの「7colors」が入ってます。
2022年3月 挿絵あり
運命の番でなくても
2022年5月30日
運命の番を失った相手をどうして幸せにできるか、音緖の献身にジンときた。最後には階級差を越えて唯一無二の存在になれて二人で傘をさしていけるだろう。
汚れのない心
ネタバレ
2022年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラッキーも不遇も、受け流すことで今にも剥がれ落ちてしまいそうな『強さ』の鎧を一生懸命に纏っている音緒くんには、心から幸せになって欲しいと願っていました。健気に生きる姿に惹き付けられ、救われた樹とは運命ではなくとも結ばれて、涙がホロリと零れました。二人の未来のお話、もっともっと読みたいです。
野良猫で何が悪い!
2024年2月22日
頑張るオメガを応援したくなる話は大好物です。生い立ちからいろんな事を諦めてる音緒が初めて好きになったアルファは真面目で堅物で心に傷を持っていた…野良猫奮闘記でもある作品でとても好みでしたが、気になったキャラの久利さん~あー切ないどうしようもない事ですが彼だけがとても心残りだったので、書き下ろしが読めて少し元気になった久利さんに安心しました。できたら久利さんでスピンオフが読みたかった…
強がりオメガです
2024年2月11日
最後の大団円がすごーくほっこりしますね。ベタなんだけどいい終わり方。きっとまたゴタゴタして、衝突する度に仲良くなっていくのでしょう。
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いじらしいくらいの、オメガ心かなぁ。
2022年6月23日
何時もあるワンパターンで男性オメガの、悲惨さからで始まり生きて往くため、モルモットとして行く主人公の音緒。運命の番を感じて同居のアルファを意識して、すぐ失恋に涙が・・・でも脇役のベータが良い働きをしていている。是非とも、読んで感動して戴きたい。嫌みな母親も、素直なれず人伝えに里帰りを促すところが、憎らしい。アルファの孫が出来た話を、読みたいので続編を期待します。
堅物真面目溺愛
2022年5月14日
よくある堅物真面目α溺愛ものです。
割とすんなりとくっついてしまうし、淡々と読み進める感じになりました。溺愛している割に堅物なので、きゅんきゅんさせる感じもあまり無いかなぁ。底辺のΩなんですが、その辺の表現も淡々としていて、あまり過酷さを感じなかったので、逆に幸せになった時の良かった!感が薄いです。
これといって波がない
ネタバレ
2025年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ いつのまにか両思いになっちゃったんだ?という感じでした。色々あったはずなのに印象が薄いのはなぜなのか。当て馬が当てまで行かず、なんだかよく分からないけれど攻めが溺愛になっていました。
悪くはないけど、全体的にはうーんな感想。受けがそこまで気持ちが強いかと言うとエピソードが弱いし、攻めの魂の番への想いとしても強いものを感じませんでした。
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王道ではないけど
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2024年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースものを読みたくて購入。

オメガ用の抑制剤の研究をする樹(いつき、α)×すぐ手が出てしまって仕事が続かないΩの音緒(ねお)。
研究所の所長がβってところとか(この久利(くり)さんというβのほうがαっぽい)、樹があまりΩに惑わされなかったりとか、オメガが元気キャラというところが他の作品にはないところかな。
しかし、読み進めるのが大変だった……。

両思いになってからのαっぷりはなかなかの溺愛系でした。
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作家名: 幸崎ぱれす / 古藤嗣己
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: リブレ