ネタバレ・感想あり犬ほど素敵な商売はないのレビュー

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角川で3作品
2024年2月12日
通常の文庫として 人気作 色に分かれて 3作品 出てる全制覇した これが一番面白かった 榎田先生の作品がもっと 世の中に浸透しますように
どうしようもなくさみしい二人の話
ネタバレ
2024年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 性的嗜好のSMでもなく、〇〇ごっこでもなく、本気で人間を犬として躾けて飼うとんでも設定ですが、読んでいて不快な気持ちになることはありませんでした。最初は抵抗があったのに、いつのまにか犬でいるのが心地よくなって、人間に戻っている時間が今まで以上に虚ろ…轡田との歪な関係にのめり込んでいく倖生が心配で見守っていましたが、轡田が倖生との専属契約を突然解消したときは本当に驚いた。倖生視点で話が進むので轡田が何を考えているのか分からず、倖生のあまりの悲嘆ぶりに「どこが素敵な商売なんだー」と作品タイトルに毒づきそうになりましたが、ラスト、幸せそうな二人を見て本当に良かったなと思いました。※相手の自由を奪ってしまうほどの重たすぎる愛の轡田×愛を渇望している倖生。放っておくと二人だけの世界に閉じ籠ってしまいそうな組み合わせなので、社交性があって雇い主(轡田)にも意見できる岡に見張っていてほしい。そして、「ユキオ、人間じゃん。」のナナちゃんには助演女優賞をあげたい。いい子でした。エチは最後の方に一度だけ。目の中舐める人初めて見ました(゚o゚;;
いやあ、すごいっ!
2023年5月9日
高レビューに惹かれて、まずあらすじを読みました。なんだか今まで読んだことのないようなお話に、「これほんとにレビュー通りによかったあって思えるのかな?」と半信半疑で読み始めました。犬になるってなんじゃそりゃ?って感じだったんですけど、読み終えてみると、どこにも破綻がなく、すんなりと受け入れられて。よっぽどの文章力と構成力がないと、犬になるお話で、こういう読後感にはならないだろうなあと、作者さんすごいっ!と脱帽しました。買ってよかったです!
ほかの作品情報も見ましたが、どれもけっこう前に書かれたものばかりで。最近は活動されてらっしゃらないんですかね?新しく書かれたものも是非読みたいなあ。
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「Pet Lovers」シリーズの新装版!
2023年4月28日
榎田先生の短編集「erotica」が大変素晴らしかったので他作品も読みたくなり、タイミングよく半額セールになっているこの作品を購入。

Pet Loverシリーズ4作品(犬、ライオン、猫、蛇)の第1作「犬」の新装版です。
さみしくてさみしくて気が狂いそうだったので犬を飼うことにした。という轡田の言葉からはじまるストーリー。
犬として轡田の家に派遣させた倖生、犬といっても男娼として扱われるのかと思っていたら本当に犬として躾けられていきます。最初は犬として振る舞うことの屈辱と羞恥に苦しむけど、轡田から与えられる愛情に戸惑いながらも今まで愛に飢えて生きてきた倖生が少しづつ犬でいることに幸せを感じていく描写が丁寧で、素晴らしかったです。まさに主人の愛を受けて、主人に信頼を寄せる犬(ボルゾイ)そのもので、凄く引き込まれる作品でした。

榎田先生素晴らしいですね!
シリーズの他3作品も読みたくなりました。
一気に読みました
2023年4月23日
気持ちの変化が手に取るように分かり、惹き込まれました。ハッピーエンドで良かったです。受けっぽくない受けが可愛かったです。
他の作品も読みたくなりました。
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PET LOVERSシリーズ一巻目の角川新装版
2023年1月23日
PET LOVERS シリーズ、(犬→獅子→猫→蛇)オリジナルは2006年のもの。一巻のみ角川文庫で新装版が発売。挿絵ないので外でも読んでだいたい平気です。(濡れ場も後半あるのでそこは注意)
どんどん挿絵なしの一般文庫版出してほしい〜そして多くの人が手にとってほしい〜。痛くない愛で調教されて犬になるお話。そう、犬っていちど主人を決めたら、どんなに叱られても自分が悪かったと思って愛を待つのよ!榎田先生、犬になったことあるんですかって聞きたいくらいの筆致と描写。愛情に飢えてた美しく首の長いボルゾイ犬視点なので、いちど重すぎる愛で束縛する飼い主さん視点で短編読んでみたい〜。惹き込まれて一気読みでした。
ずっと大好きなシリーズです
ネタバレ
2022年10月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ Pet Loversシリーズ1作目の新装版。愛が重い攻めと愛に飢えた受けの、ちょっとだけ倒錯的な話です。といってもSMでもなければ性的なプレイでもなく、まさしく飼い主を癒す愛玩動物と、ペットをかわいがる飼い主です。読み終わってから最初の一文をもう一度読むと沁みます。ちなみにシリーズ全作好きですが特に2作目推しです。『夏のリング』にも数年後のふたりがちらっと出てくるのでぜひ!
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私は好きでした‼︎ 続編待望です
2022年10月29日
え、まってこれ好きでした。
本当に割と調教モノで、読む人選ぶっていう感じのレビューだったような気がするんですけど、本当にワンコでしたが、
愛に溢れてて、とってもよかったです。
好きですよ。性癖....❤︎(^^)
いやぁ、溺愛は本当に最高ですね。
続編ないかな....?読みたいです....(//∇//)
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やっぱり天才なんだなぁ
2022年10月20日
内容的に、単にグロテスクな話にも、現実離れした話にもなっただろうというか、寧ろそうなる話なのに、ならない。不思議としっくり、自分の身に置き換えられる、しかも優しく愛情深い、温かく終わる話。なんで????いや、やっぱり榎田氏が天才だからとしか言えない。こういう構成のバランスの取り方はやっぱりその人のセンスとし言いようがない。安定の文章力。山の天辺にあった濁流は、気づくと、麓の小川でせせらいでいましたーという感じ。
引き込まれる物語
2022年9月10日
お金で繋がった「飼い主」と「犬」。飼い主の本当の姿、本心がラストまで見えないので、犬の気持ちと同化して先を知りたくて一気に読みました。これは是非ネタバレなしで読んだ方がいいと思います。結末が解っていても、もう一度読み返したくなる作品でした。
まさに、犬ほど素敵な商売はない
2022年6月26日
ろくでもない──無意味で何の値打ちもない──人間と自身を評価し、虚で荒んだ生活をしていた倖生が、犬として、ユキとして、轡田さんに深く愛される様子がたまらなかったです。犬のようにではなく、本当に犬として扱われるという屈辱的な行為に、最初はそれ相応に反発し、人間として犬を“演じて”いた倖生ですが、ある出来事を機にユキは完全に“轡田の犬”になります。個人的にはそのシーンが、倖生の飢えと轡田さんの愛情深さがピタリとはまった瞬間という感じで本当に大好きです…。最後まで読むとよりそう感じます。
本当の犬なので性的な行為は後半まで全然ありませんが、その性的ではない、はたから見れば異常なのに愛に溢れた行為の数々が艶かしくて最高です。(何より、最初はあんなに生意気だったのに、転げ落ちるようにご主人様大好きで従順な犬になったユキが健気可愛すぎる……) もちろん実際に性的な意味をもって触れ合うシーンも濃密で、けれど二人の異様な雰囲気を残したままで、大変満足です。
小説に限らず漫画作品を含んでも、今まで読んだBLの中で特に性癖に刺さるドンピシャ作品でした。
お互いがお互いのために生まれたみたいなお似合いの二人に、永遠の幸あれ…。
出逢えてよかった
ネタバレ
2022年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛されなかった倖生が犬になることで、一つの愛に出逢えた。犬になるなんてごめんだったのに。そこは安心できる場所になった。轡田はそれは慎重に、細やかに倖生のことを気遣い、躾けて愛でる。回を重ねるごとに近づき深まる2人の距離。もう、ダメかと思ったのに。互いが彼しか欲しくないと渇望してる。依存かもしれないけれど、2人が良ければそれでいいし、ほかにはなにもいらない。2人の関係がだんだん深まる過程がとても丁寧で、のめり込むように読みました。すごく好き!
外でも牽制するようにキスを求める轡田が最高です!
ワンコ系じゃなくて犬でした。
2022年6月6日
めちゃくちゃ面白かったです!ワンコタイプじゃなくて犬。
段々と犬に躾られる過程が愛に溢れていて、
これは溺れてしまうなと思うぐらいの溺愛っぷり。
久しぶりに
ネタバレ
2022年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何年か前に読んたことあったけど、また読みたいなぁと思っていたら新装版が出ていたので再読。孤独な青年と孤独な紳士のご主人様と飼い犬プレイ。プレイというより本当に犬にする躾されて、かなり抵抗があったゆきおが徐々に受け入れていって一人でいるときにも外歩いてても四足になりそうになっちゃうのを必死にこらえるって。。なんか色々すごい。あっという間に読了。個人的にはその後の話ももっと読みたいなぁ。
最高に好き。
ネタバレ
2022年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 志水ゆきさんのイラストのノベル全冊持ってます。全シリーズ良いのですが、内容がキツイものもあるので。(特にシリーズニ冊目の行為)そこは注意。 三冊目の猫は一番好き。詳細は省きますが、全冊揃えても後悔は無いと思います。
独特な世界観でした
2023年4月21日
面白かったです。個人的にはあんまりエロく感じなくて、心の繋がり重視のような感じでした。他には似たような作品はないので、読み応えはあると思います。
思考もペット化
2022年10月21日
凄い作品だった まさに調教! 榎田先生の小説は斜め上を行く設定でついつい読み進めたくなります 今回のも気づけば調教完了していてラストまであっと言う間に読了 好み分かれる作品ですが 読んだことない展開だったので私は好きでした
飼い主×犬の契約のはずが、、、
2022年10月15日
スパダリに元ホストのチンピラくんが犬にしつけられていく話です。
受けの犬くんはすぐに堕ちて従順ワンコとなってしまうのに、攻めのスパダリがなかなか本心を見せないのでヤキモキしました。
話も読みやすくて情景描写もていねいで面白かったです。
切ないペット
ネタバレ
2022年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ペットもの大好きです。
過去ありの受けが愛されていく話。榎田先生の本は初でした。
もう少し長くてもよかったな。でもまとまっていてとても読みやすかったです。
思ってたより普通のBL展開
ネタバレ
2024年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ バイトとして面白い設定だし、だんだん躾けられて行く過程がよく描かれている。榎田作品を沢山読んでいるので、濡れ場に期待したけどなぁ…長いだけで全然ドキドキしなかった。言われなければ榎田先生が書いたとは分からないエッチシーンって初めてで、がっかりしました。とってつけたような誘拐シーンも、榎田さんらしくないなって思いました。ストーリー展開が平凡でした。榎田さんの本が読みたいなら他にも素敵なのがいっぱいあるので、他のをおすすめします…
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途中までは凄く良かったです
ネタバレ
2022年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 男娼は要らないと言う飼い主、身体を売りに行ったけど性的な事は無しで犬ごっこに徹する男。一番官能的なシーンはフルーツ・サンドのクリームが付いた手を舐めるだけって、先が非常に楽しみでした。その後は他の犬に嫉妬したり、手を使った刺激の後には犬はクビにされたり、そんな2人がどうやってその関係を恋愛へと昇格させるのか、それが堪能出来るのが心待ちでした。でも良かったのはそこまででした。その後は何か安っぽい変な方向へと行きました。男娼でなく犬を買った理由も飼い主の過去と関連するのかと思いきや、そうでは無かったし、飼い主の元カレと元カレの今の男の件も取って付けたような弱さでした。後半の展開はとても残念としか言えないです。
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作家名: 榎田尤利
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: KADOKAWA
雑誌: 角川文庫