モリモリ表紙の感じに「うーん…どうだろう」と思ったけど、小中大豆先生の作品なんだから面白いに違いない!と購入。ひょんな事から拾った小汚ない大きな獣人はとても優秀な狼さんで仕事大好きな夢路があれやこれやと大きな獣人クロさんを洒落ものに仕立てて店の売り上げを伸ばしていく様が面白い。拾ったその日に…ってところはどうかと思うけど…『恋に奔放な夢路さん』らしいが、何故に『クロさん』は、平気…だったんだろう?それまでの荒んだ生活、ボロボロの身に心に沁みたのか…それとも夢路さんの江戸っ子らしい気っ風の良さ、美しさに惚れたのか?!いっそのこと、エロエチ場面減らして『お仕事BL』に徹しても良かったかも…。出来れば、後日談にでもタレ飯屋での誤解を解いて欲しかった…。しかし、あのバカ幼なじみ&お気楽な周りの人達にはイラついた。二人は遠方から仕事に来ているのに、雇い主無視して何を考えているのやら…。このバカ幼なじみ、今更だし、偶然出会ったのに…あまりにも…愚か過ぎて、自己中すぎてイライラする。お気楽さん達、もっともっと反省して!人間の暮らす異国で独り、獣人が生きることの大変さも知らないで呑気すぎる…。
偏見持たないイケオジ達も気になるし、どうか続編を!