舞台は大正時代で、華族やら公家やら、ちゃんと理解しようとするとちょっと難しい(私には)です。内容は、表題ごとに幽霊が出る場所だったり物だったりがあって、その幽霊の心残り(執着)を解明して成仏させるんですが、大きな縦軸のお話として、ヒロインの育ての家族の死の真相(犯人も含め)を解き明かそうというのがあって、それにヒーローの亡くなったお兄さんが絡んでるのかどうなのか?というのもあります。あとは、ヒーローの家に憑いてる霊を祓えるのかどうかも。
2巻まで読みましたが、少しだけ核心に近づいたのかな、という感じです。真相は気になるけど、続きは読もうかどうしようか。くらいの面白さでした。