ネタバレ・感想あり自転しながら公転する(新潮文庫)のレビュー

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秀逸
2024年12月20日
プロローグのベトナム人と結婚する女性は誰なのかが気になってどんどん読み進めました。後から思えば初めに戻って読み返せばヒントはきちんとあったのですが、続きが気になって先へ先へ読み進めるので、ヒントになる描写はすっかり忘れてベトナム人と結婚するということぐらいしか頭に残っておらず。どうなるのか気になって1日で読み切りました。
もしプロローグがなくてもこのお話は成立するけれど、あるとなしでは面白さが断然変わってくると思います。
さすがは山本文緒先生、素敵な本をたくさん遺してくださって心から感謝致します。
価値観の違い
2024年11月6日
田舎あるある、親世代あるあるがたくさん出てきて・・・
とにかく読んでいくうちに落ち込んでしまうことが多くて・・・
分かるからこそ。
おもしろかったです
2024年3月25日
思わず自分にも重なる主人公の話に共感が多くて、熱中して読み進めました。主人公の友人、恋人、両親、色んな感情、価値観が他人視点、本人視点で物語られていて、実際に今後の未来に不安しかない自分に何かヒントになるようなものを感じとれました。幸せになろうと頑張りすぎなくてもいいのかなと。少し心が軽くなりました。
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作家名: 山本文緒
出版社: 新潮社
雑誌: 新潮文庫