ネタバレ・感想あり夜をひとりじめのレビュー

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文具メーカーの次期部長×新入社員2年目
ネタバレ
2025年9月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半攻め視点、後半受け視点でお話の雰囲気が変わります!前半は完全にノンケだと思っていた受けへの攻めの切ない片想いという感じなんですが、後半付き合った後すっかり攻めにメロメロな受け視点を読んでいるとなんか受けの方が攻めのこと好き…?とすら思ってしまうほど。攻めが良かったです!38歳と男盛りもいいところ。これまで酸いも甘いも噛み分けてきた攻め。すっかり、幸せで穏やかな恋愛から遠ざかってしまっていて、会社で同じ部署の受けをかわいいな〜と思いながらも遠くから見つめるだけ。受けは会社のアイドルで、上司として慕っていてくれるだけ。まともな恋愛なんてもう何年もしてない…寂しい…でも、もうこの歳になると自分の私生活を無闇矢鱈乱されたくもない、という感じです。わ、わかる〜!!!まあ、そんな攻めがばったり受けの幼馴染の店で出会ってしまい…という内容。攻めが受けから押されまくって、でも、受けは純粋に自分を慕ってじゃれついてるだけな感じで、攻めの恋愛感情に全く気づきません。段々と攻めは受けとの距離感に辛くなっていって、攻めの元彼現れた時にはハラハラしましたが、彼が2人の関係を後押ししてくれてなんとか恋人になれました。攻めの報われない片想いって感じで切なかった。これ後半読むと、攻めめちゃくちゃ泰然自若としてて、何回同棲しよぅって持ち掛けてもウンと言ってくれなくて、なんか軽くあしらわれてる感じすらするんですよね。攻めのあの謎の余裕はなんなん?でも、最後まで読み終わった後に読み返すと、攻め今日は疲れてるみたいだし帰るよって言った受けうまいこと言いくるめて引き止めたり、実家帰るために有給の申請受け付けてる時も何か心あらずな感じで、本当はそんなに余裕ない???というのがかすかに感じられます。これだから一回り歳上の攻めはよー!!!前半のあの必死さ、もっと欲しかったですね。しかし、受けが自分の知らないところで両親にカミングアウトしていたり、攻めが思う以上に受けの思いは本気でした。それを受けて、攻めも覚悟決めてくれたのは嬉しかった。受けの勘当されてもいいやカミングアウトはね〜この受けたっぷり家族に愛されて育ってきたからこんなこと言えるんだと思いましたね。本当に家族仲悪いと自分の情報何一つ渡そうと思いませんから。でも、それはそれとして、絶対攻めと一緒にいるっていう覚悟は伝わったし、楽しめました。歳の差ラブ。
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良かった
2024年9月15日
作者さんのファンです。たくさんあるので、少しずつ集めています。受けが少し子供っぽく感じる部分もあったけど、まだ若いし、可愛いなと攻めの視点で見ました。
受けがメロメロ
ネタバレ
2024年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 名倉先生のご本は、攻めの方が受けを愛するあまり様子がおかしくなる印象が強いですが、本作は受けの方が攻めにメロメロで必死に迫っていました。同じ会社で働く出世街道爆走中のしごでき上司が相手だからかもしれませんが。特に、進視点のお話は、同棲を必死に迫る進がかわいかったです。お父さんとは最後まで和解できなかったのが心残りですが…。
破れ鍋に綴じ蓋
ネタバレ
2023年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ なのでは…?と、読み終えた時に思いました。攻視点、受視点のストーリーなので、面白いです。始まりはできる上司、出世街道まっしぐら片岡課長の秘めたる恋…。という感じでした。恋の相手は部下の立花くん。部内でもかわいいとマスコット的な存在。その彼を想う気持ちがどんな風になっていくんだろうってワクワクしちゃいめした。歳の差があるせいか、慎重すぎるくらいの片岡課長。どう見ても、気があるようにしか見えない立花くんに対してなかなか近づけない…。そんなモダモダと、妄想が面白かったです!立花くんも結構な妄想くんで。意外にお花畑な子でした。やっぱり名倉作品は面白いですね。
小説 リーマン同士年の差
2024年6月12日
リーマン片岡30代後半と、部下立花24才の話。小説。名倉さん初めてで、リーマン小説好きで買ってみました。面白かった〜!片岡が真面目ネガティブ慎重ゲイで、対して立花は無邪気な猪突猛進ノンケで…。片岡が立花にメロメロだからこそ、オロオロ困っちゃう様子がおかしくて。スパダリっぽいけど心配性で、その塩梅良かった。立花は恋愛依存体質なのか?しっかり仕事しろ!って思っちゃったけど、あとがきでその辺書かれてて、若いし仕方ないね。片岡のやれやれ攻めっぷり堪能できました〜。
思い悩むゲイ上司、無邪気なノンケ新人
2024年3月28日
この組み合わせは盤石ですね。何も考えずに楽しめました。受けのお父さんが可愛いそう。名倉先生の作品で他にもこんなお父さんいたかも。母親のが理解あるのが定番なんですかね。可哀想なお父さんにも萌えます。
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押せ押せわんこ
2023年9月2日
わんこ攻めならぬわんこ受けがかわいい作品でした。
24歳なのにちょっと幼すぎたりと気になるところは少しだけあったけど、かっこよく頼れる上司が臆病だったりと人間味があるとこは好感もてました。
わんこちゃんの押し切り勝ち~。
一歩踏み出せない主人公
ネタバレ
2022年12月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公である片岡は、仕事はとてもデキる人で社会的身分も十分に満足できそうな地位にあるという、さながらサクセスストーリーのキャラにいそうな定番の性格なのですが、そこにはなかなか誰にも打ち明けられない自分だけの秘密が裏に存在している、というのが興味が出てきます。一方後輩の立花は男ではあってもどこか可愛さが感じられ、その魅力を本人が知らない間に振りまいているというのがたまりません。一歩踏み出せないでいた片岡の、立花へ対するリードに注目です。
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