ネタバレ・感想あり見えない星空に最後の恋が輝いているのレビュー

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泣きました
2024年5月9日
一言泣けた。読みながら涙が溢れて文字が滲むほど泣きながら読みました。好きな作者さんで何冊か読ませて頂いてます。切ない恋。悪人が出てこない作品。感情移入しました。最後の終わり方は、映画の様でした。色々と想像しました。素敵な作品でした。
この後どうなるの?
2024年2月16日
暖かく悲しい。
この後2人はどうなるの?
この2人の想いは交差するの?
きっと、また2人がつながって幸せな時が来るのを望みます。
読み終えた後、タイトルが心に沁みる
2024年1月3日
作者買いです。白石さよ先生といえば切ないお話。ただ、他の作品はTLが多く、ドキドキするシーンもあるし、中にはコミカルな作品もあります。そんな中、こちらは白石作品の切なさだけを取り出してグツグツ煮詰めたような、そんな純粋な恋愛小説でした。切なさだけと言ったけど、あとは大学生同士の等身大の恋愛、微笑ましいやりとりにもほっこりしました😊
大好きな作者さんです
2023年12月6日
白石さんが書くお話が大好きで、数々の物語を読みましたが、これはとても素敵な恋のお話でした。
周りに目が見えない方はいないので、全く状況はわからないのですが、あぁ、こんな感じなのか。と、納得できる描写で、切なさを感じました。
是非、純粋に恋愛小説を読みたい方は手にとってみてください。
大泣きです...
ネタバレ
2023年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 白石先生の作品は必ず読んでいます。切ないのも、クスクス笑ってしまうのも、どちらの作品もいい! 今回のは何度も読み返してる「不器用な唇」の様に、2人がお互い思い合っているのに、考えた末に別れを選んで、新たに思いを寄せてくれる人を選ぶ事無くいつまでも一途に相手を思い...ってお話の構成は似ていて、「不器用な唇」で泣いた時以上に嗚咽しながら、ティッシュいっぱい使ってしまいました。先生ご自身が目の病気と向き合いながら執筆活動されているのを知ってはいたのですが、もともと見えていた日常が変わっていく事や、登場人物達の葛藤が読み手に迫ってきて、改めて私は目が見えない事への理解や想像力がまだまだだったんだと気付かされました。家族が寝静まってから読んでて良かった。後半、特に彼からのお手紙のあたり、電車では読まない事をおすすめします。
迫り来る病気進行の恐怖。
ネタバレ
2023年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 内気であがり症で本好きな大学生ヒロイン、天文学を専攻していて文学に疎い大学生ヒーロー。ひょんなことがきっかけで知り合い互いの趣味を深め合ううちに惹かれ合う。だが、そんな幸せな日々にヒロインの病魔が忍び寄り…という話。病気への恐怖、周囲に黙っている事の心苦しさ、将来への不安、家族との葛藤。難病持ちの自分にとても刺さる内容でした。「要精密検査」を突き付けられてすぐに行けなかった気持ちも分かります。それ(病名)を告げられると現実として受け止めなければならないから。最後、あえて再会のシーンをボカしたのは逆に想像力が掻き立てられて私は好みでした。というより白石先生の書く文章は文学的で風景の匂いを感じられてとても好きなんですよね。最後のプラネタリウムの場面は過去がいちいち甦ってきて涙腺が忙しかったです。有村さんの手を取らなかったのもやはり『面倒見がいい』の単語がチラついたせいなのではと思いました。立場上どうしても対等じゃないですもんね。いいお話でした。ありがとうございます。
とても素敵な作品です
2023年7月9日
最後まで読んで,ヒロインの優しさや、辛さ、とつも言葉では言い尽くすない,思いが、もどかしく、切ない。
とても素敵な作品をありがとうございました。
また、読み返します。
優しくて 悲しくて泣けました
2023年4月27日
白石先生の作品は私が知る限り皆読みました。今までのヒーローは皆川さん 戸川さん 嫌みも言うような でも好きでした。今回は今までの彼とは違う優しい人です。一気に読んでしまいました。なぜメガネかけだしたり つまづいたり おかしいと思わなかったのかな。最後の手紙で涙が止まりませんでした。二人の再会はどんなだろうと思ってましたがなかったのが残念でした。たぶん涙がとまらないと思います。二人のこれからの生活幸せであること願います。
白石先生の今後の作品楽しみにしています。
心に響く切なくも優しさが溢れる物語
ネタバレ
2023年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分が思う普通とか、当たり前とか、本当はそうではなく、人によってはそれは贅沢な事かもしれません。
そう思わせるような、悲しさも切なさもありながら愛おしさと優しさが溢れる物語です。

目が見えなくても、あの日2人で見た星空はいつまでも心に残る。だからこそ前に進める。
ヒロインは目が見えなくなる事を恐れながらも、それでも最愛の人々の未来を考えて、自分なりに決断し、残される選択と向き合って立ち上がる姿に感動しました。

ヒロインの精一杯の決断だとわかっても、あんなに愛し合ったヒーローと別れなければならないなんて悲しすぎて涙が出てしまいました。
自分にとって一番涙が止まらないシーンはヒーローの手紙の最初の一行目でした。ヒロインへの思いと切実に願う気持ちがとても伝わりましたからかも。
勿論その先もとても涙を誘うような内容でしたので、心の準備が必要笑
離れた分、それぞれ必死に頑張ってる姿にまた感動し、胸がじんわりと暖かくなりますね。

こんなにも心に響く作品はなかなか出会えなかったので、とても満足でした!
少しだけ物足りないのは、やはり2人の再会を少しだけでも触れればと…無粋かな…でも純粋にまた幸せになる姿を見てみたいから。
それでも良いところで納めたのでやはり最高です!
感動ものの恋愛ストーリーなんだろう
ネタバレ
2023年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 相手の重荷になるの嫌で別れる。中途失聴の某ドラマを思い出した。流行りかな?こちらはCDではなく本がアイテム。徐々に障害が進む不安や恐怖、卒業と同時に別れる、、など障害をテーマにするとどうしても似たような内容になりがちだね。
ストーリーではないけど、学生っぽくない会話と話し方が気になった。大学生にしては違和感ありまくる。
あと目の検査で精密検査受けてって言われたらあんなにのんびりしてないと思う。自分も似たような経験あるけど、精密検査できるまで失明する可能性を考えて不安で生きている心地しなかった。性格の違いかもしれないけど、そのせいで感情が入り込めず。
恋愛小説だから仕方ないけど、彼女の人生綺麗に上手く纏まりすぎてんーって感じ。訓練士選ばないのは綺麗事過ぎると感じた。
明確には書かれてないけど元彼と復縁したならなおさら、ありがちな話になってしまって。。
作者も似た境遇とあるからリアリティへの期待値高過ぎただけかもですが辛口ですみません。
自分には所々違和感感じたので話に没頭できず残念。
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作家名: 白石さよ / ふすい
出版社: TOブックス
雑誌: TO文庫