ネタバレ・感想あり愛執の鳥籠のレビュー

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めっちゃソーニャ。
ネタバレ
2024年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 237ページ挿し絵あり。妾の王女ヒロインは稀有な見た目もあいまり、離宮でひっそり暮らしている。そばに仕える護衛騎士は彼女に忠誠心以上の執着を見せ…という話。ストーリーはこれといって特出すべき点はないんですが、ヒーローの執着が歪み通り越して狂っていてめちゃくちゃソーニャでした。まさか自分の子供すらも遠ざけるとは。で、それ疑問を抱かないヒロインも大概狂ってます(苦笑)。ほか登場人物もみんな歪んでるし、1番まともなのが2人の間にできた息子という体たらく(笑)。あーでもこんな育てられ方したら彼も将来的に歪んだ性癖持ちそうで、ソーニャ的には期待大ですよね(スピンオフお待ちしています)。この作品は物語を楽しむというよりヒーローの狂いっぷりを味わうためであり、ヒーローさえ受け入れられれば楽しめるのでは無いでしょうか。あ、最後に。挿し絵について。子供時代の2人の顔がめちゃくちゃ成人してて違和感ありまくりでした。
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おーソーニャ
2023年3月29日
初めから終わりまで、ソーニャ感たっぷりの作品でした。最後の文から漂う不穏な空気よ…。
キャラ設定やヒロインの葛藤など、既視感たっぷりなのに、面白い。描写もきれいで、文もするすると読みやかったです。
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しっかりと執着系
ネタバレ
2023年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方もレビューに書いてましたが、最近のソーニャはあまりそそられるものがなく、買わなくても良いかなと思うものばかりでしたが、この作品は素晴らしいです。ソーニャ好きならオススメです。ヒロインにとことん執着し、自分以外彼女が心を開くものをとことん排除する徹底ぶりが最後まで最高でした。同じソーニャの「最愛の花」「死神騎士は最愛を希う」などがお好きな方ならとても楽しめると思います。
公式ホームページで試読して、ワクワクしながら読みましたが、予想以上の面白さでした。一部残酷な表現があるので、苦手な方は注意です。
欲を言えば、絵があまり好みではなかったかなぁ…それでも十分面白かったです!!
ヒーローの執着っぷりが良い味
2023年3月5日
ソーニャ文庫さんは大好きで沢山の作品を読みましたが、本作のヒーローは正しくザ ソーニャ。最近軽めの作品が続いたような気もするので、お初の作家様のようですが原点回帰で楽しめました。
作者様のト書きのコメントが冒頭にありますが、女王の意識は正負一体に感じました。
最高にソーニャ
ネタバレ
2023年3月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりにソーニャらしいソーニャを読みました。最高でした…最近のソーニャはあらすじを読んだだけで買わなくてもいいかなと思うものが多くて買わなくなってしまっていたんですけど、こちらはもう。The!ソーニャ!でとてもよかったです。
最初から最後までヒーローがヒロイン以外のすべてに対して容赦ないです。ソーニャの作品内でもなんやかんや子どもが生まれると子どもは大切に…という作品が多い中、こちらのヒーローは最後まで一貫してヒロインのためだけに生きていて最高でした。そんなヒーローの仄暗さを理解して尚そんなヒーローを愛しているヒロインもまた、とてもお似合いの二人だなと思いました。これはメリバではなく完全にハッピーエンドでしょう。ここまで盲目的に溺愛されていたらどんなに歪んでいようと幸せだなと思いました。ヒロインも自らヒーローの作ったかごの中にいることを選んだので、新たな犠牲者が出ることも極力…ないでしょう…
終章の彼の話、もっと読みたかったです。可哀想…と思いつつ。ヒーローの血を受け継ぎ、ある意味歪んだ環境で育った彼がどんな新たなばけものになるのか大変気になります。
ただ、1ページ目の作者様のコメントで“一番歪んでいるのは〜”と作品を読む前からネタバレのようなことをされてしまったのは残念でした…それはあとがきにして〜!
ソーニャらしい執着、歪んだ愛を読みたい方はぜひ…!挿絵もきれいでよかったです。
すっごくソーニャ…
ネタバレ
2023年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最近、ソーニャでもそこまで暗くなかったり、ヒロインたちを取り巻く環境が登場人物たちを歪ませてしまっていたり…という話が多かったのですが、本作は純粋にヒーローが並々ならぬ歪んだ執着愛を持つ人でした。ヒロインの周囲から我が子も含め自分以外を全て遠ざける歪みっぷり。それを受け入れ自ら籠の鳥でいることを望むヒロインもまた、歪んでいるのだと思います…。不貞の子であるヒロインと距離を置いていた義母、異母姉弟がたぶん一番まともな感覚ではないかと。web番外編含め仄暗い雰囲気のまま終わるので、メンタル正常のときに読むのがおすすめ。
上から目線で
ネタバレ
2023年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恐縮ですが作者さん、数年前の作品からすると描写が格段にうまくなってらっしゃいました。
実はソーニャの番外編を先に読んでから購入しました。
設定はありがちですが訳あり姫と護衛騎士の物語。
二人の出会いや、置かれている境遇、日々の出来事は慎ましくとも穏やかで幸せな印象です。
が、結婚直後のヒロインside、自責の念を抱えていても、そんな解釈するのか?と無理やり感が。
ヒーローsideでは、諦念と厭世にまみれ死なないから生きている少年時代にヒロインに助けられ大切にされ慕われ、空虚だった心を満たしてくれたヒロインへの執着心と愛が溢れていてソーニャ感満載。
エピローグ、良いですね!。子供だろうとヒロインは自分だけで独占しておきたいと言う、これぞ執着というヒーロー。
全体的に好きな内容ったんですが、絵が残念でした。絵師さんに申し訳ないんですが子供時代の主人公二人のイラストで爆笑してしまいました。
それと、冒頭部分で17歳を迎えたヒロインの回想で『16年前 父は母と』と矛盾があります。少なくとも18年前じゃないと計算合わないでしょ。
ほんとっ…
2023年4月17日
大好きですソーニャ(笑)。呆れるほどに執着してますねぇ。まさか自分の子供にまで…って、親子でブッ壊れてます。ほんと、大好きです。
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執着するのはいいけど…
ネタバレ
2023年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 執着モノは大好きですが、こちらは気分が悪くなる表現が多かったです。ヒロインに対する独占欲から動物を殺したり、自分の子を母から遠ざけたり…。ヒロインもヒロインで子供をろくに守らずにヒーローに惚れ込んでいるようで最後の最後で気分が悪かったです。
子供を作らない選択をするなら納得できる作品でした、あまりに可哀想すぎます。
モヤモヤしたので初レビューです。
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