育児書の研究で江戸時代に書かれたものに、武家の父親専用の育児書がありました。武士は長子世襲制の形式です。
ですが、子供がいない場合、優秀な子供を親族から養子にしたり、娘婿に迎えたり。
色々とお家を守る様々な方法がありました。
乳児死亡率の高い、江戸時代育児は、家の一大事。
当主である、父親に向けて書かれたものは、慈しみを持って関わる。内容は、割愛します。
農業国家だったため、農家は、家族単位ではなく、村全体で育児していました。畑の木陰に大きな籠に布団をしいて赤ちゃんも面倒見ながら、働く。
大きめの少年少女がおんぶして、おしめ変えたりお風呂入れるなんてあたりまえ。男女関係なく子育てしました。
つまり、近代国家以降の育児が、突出して異常だった事になります。
大正時代から始まった、核家族化と太平洋戦争と先進国工業化。
専業主婦と言う名の便利な存在。
父親の父性を育てる環境が破壊された、それが幕末からの日本の歴史です。
歴史的な経緯を勉強してもろてから書いて欲しいです。