ネタバレ・感想ありその親友と、恋人と。のレビュー

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良かった💗
ネタバレ
2024年5月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ◯ノンケ熱血年下黒髪攻め×ゲイの過去に辛い事があったお人好し。
攻めの湯上は友情に厚く芯があって竹を割ったような性格で好感が持てた。ノンケだったけど受けの朝日奈の内面や性格を知って好きになった過程も良かった。
イケメンでモテそうだけど恋愛経験が豊富って感じでもなかった。

◯受けの朝日奈は辛い過去を持ちながら健気だし、それでいて女々しさは無く言いたい事は言ったり、諦めや自暴自棄から不特定多数と関係を持つとかそういう事もなく心を大事にしているところも良かった。
恋に臆病で慎重な受けは大切にしたいし、バーのママたちがそんな風に朝日奈を優しく見守っていたのも良かった。

◯そしてリサの存在…!!衝撃の展開だったけど面白かった。いろいろ引っ掻き回したのはリサだったけど湯上だけは朝日奈に引っ掻き回された感じかな。

◯Hは最後の方にあって湯上がノンケの割に朝日奈の体を隅々まで愛撫して愛情を感じた。

◯ストーリー全体を通してアレ?って事がなく疑問点になりそうなところきちんと説明されていたり、丁寧な心理描写で読者が置いてきぼりになる事なく進み読みやすかった。
挿絵も多くはないけど綺麗でキャラクターの雰囲気に合っていた。

◯言葉はぶっきら棒な攻めに大切にされる受けの話が好みな人にぴったり。
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顔だけ好み・・から恋へ
2023年12月31日
朝日奈にとって湯上との出会いは最悪、でも湯上の粗雑な言動の裏にある優しさに気づき、どんどん惹かれていって・・という、まあ王道ストーリーです。朝日奈も素直じゃなく、友達に関して冷めたスタンスでいるようなことを言っておきながら、面倒見がよくて熱い心の持ち主な男前なところがカッコいい。「言ってることと裏腹に、やってることはアツいからね!」とツッコむこと必至。魅力的な2人。完全にヘテロなはずの湯上があっさりと朝日奈に心が傾く不自然さはあるものの、2人が互いに惹かれていく過程が丁寧に描かれています。それにしてもリサの豹変っぷりに度肝を抜かれました。リサ・・それも嫌いじゃない。
おもしろかった!
ネタバレ
2024年2月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。暗い過去をもつゲイ受けと、突然行方不明になった親友を探していたノンケ攻めのお話。攻めが友情に厚く、頼もしくて、受けがりさのことを羨ましく思う気持ちに同感でした!両想いまでがじっくり書かれていたのですが、ラストがちょっと早足でもう少し読みたかったなと思いました。
いつの間にか3角関係
ネタバレ
2024年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受が行きつけのバーで慕しくなったリサを、攻が自分の友人として元の環境に連れ戻そうとします。攻の言葉が荒かったのでその場ではお店ともお客さん達とも険悪になりますが、後日仕事で再会し話していくといい人。受は自身否定された過去をなぞりたくない気持ちもあってリサを庇っていたけど、見た目が好みな攻から「いい人だ」と言われることに苦しくなっていき…。受は攻が好みだけど、攻が熱心にリサを説得するのを見るうちリサも攻が好きなのではと思い始めます。リサには暴力を奮う彼氏がいて、守るために受が同居を申し出ると攻も受の家へ入り浸りに。そのうち攻が不機嫌になることが出てきて…と気づけば3角関係のようになってました。リサ…そっち!?と目からウロコの展開もあり面白かったです。攻と受が結ばれるまでが長く、結ばれてからの後日談の方が読みたかったので☆4つ。2/3位までで結ばれてその後にページ数割いてもらいたかったです。
好みのはずなのに
2024年4月21日
設定も良い感じだし話の流れも嫌いじゃないのにいまいち萌えずに終わってしまいました。受けと攻めのやり取りにもっと大きな感情のすれ違いとかあれば良かったのかも。
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作家名: 渡海奈穂 / 北上れん
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館