ネタバレ・感想ありお飾り妻は今の暮らしを続けたい!のレビュー

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不幸とか幸福とか
2024年8月22日
自分のせいではないことで無き者のように扱われて。もっとも救われるべきはヒロインの母親。誰一人見方もなく救われないまま亡くなった事。同じような状況があったのに、父親が腑甲斐ない他は、母親も正妻もまっとうできたのは本当の幸運。
深い!
ネタバレ
2024年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ”幸せとは何か“をテーマにしたお話です。設定もヒロインの人格もあまり見たことない感じだったので、とても興味深かったです。序盤から、とても哲学的。それ以降も”普通の幸せ“とは一味違う人生を送っていたヒロインが、真面目に一生懸命に真摯に人生や周りの人と向き合いながら生きていたので、とても良い人たちに恵まれながら、最後は心からの幸福を得ることができた。そんな話です。とても深い話だけど読書後の余韻が心地よく、個人的にとても好みでした。
あとがきの作者さんの言葉もしみました。親友の方の言葉、私にも響きましたし、子どもにも伝えたい素敵な言葉だと思いました。ありがとうございました。
大・大団円
2023年12月10日
ヒロインの友人たちがものすごく良い。あと嫁ぎ先の侯爵様が思ったよりもマシ(恋人はいるけど)。ヒロインの頑張りと友愛、親子愛が感じられる作品でオススメ。ギャフンらしいギャフンはないですが、こういうのもアリでした。
あっぱれ
2023年10月19日
いつも思うけどピンクブロンドってそんな髪色の人は実在するんですかねぇって思いながら読みました
侯爵様がクズながらも無理強いせずにいてくれて結果みんなハッピーで良かったね
最初は重い話かと思ったけどざまぁもそれなりにあったし良かったかな
消化できない部分があるだけに余韻が残る
ネタバレ
2024年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 通り一遍ではないラストでした。じわじわ染み入る感がある…。子どもを産んだ2cpが不幸になってしまって、ヒロインは子どもを産まない選択をしたのかなぁ…なんでか分からなかった。何故産まないんだ…わからん。産んで欲しかった…。
愛を知らないヒロイン
ネタバレ
2024年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 生い立ちから愛を知らずに育ったヒロイン。過酷すぎて、それでも学校に通っていた時代に出会った友人達と信頼関係を築けた事は大きい事だったんだろう。途中、ちゃんと読まないと内容的に一瞬??っていう部分があったので、星-1としました。
大どんでん返し
ネタバレ
2025年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 父親に不義の娘として不遇される、主人公が嫁に出されるも、嫁ぎ先には夫に愛人がいると言う最近ではよくあるパターン。
しかし、王道と見せかけて全く王道ではありませんでした。
それで★3と言うわけではなく、大どんでん返しの最終章までモヤモヤが止まらなかったのと、大どんでん返しでマリアンヌがちゃんと幸せになる道筋が確定されたのですがラブ甘があまりなかったことに憂いております。。。
えっとまず、夫ルドルフ(侯爵家)と愛人リリアベル(平民)はとても愛し合っていますが、身分違いのため結婚が出来ず、仕方なく正妻枠としてマリアンヌと結婚します。
それはリリアベルも理解しマリアンヌを迎えます。
リリアベルの性格は悪くないです。3人でいる時も気を使え割り切ればモヤモヤしますが、それもまた気にすることでは無いと言うか。
主人公が愛を知らないので成り立つ関係です。
月日は流れリリアベルに子供が出来ますが2人から産まれるわけがない髪色の子供を産んでしまい不貞を疑われてしまってから事態が悪化していくのに比例して読んでる最中にモヤつきが。
悪化するのは当然ですね。自分達の髪色とは違うのですから。
主人公自分の境遇に重ね2人の子供が銀髪であっても2人の子だとフォローします。
しかし、疑う2人の気持ちは埋めることが難しく結局愛し合っていた2人は別れてしまいました。
で。
問題はここからです。
愛人リリアベルが出て行った後、ルドルフが散々不貞を疑った息子アランを突如可愛がり始め、主人公を口説き始めたのが心底が気持ち悪くて仕方ありませんでした(褒め言葉)
後にリリアベルに申し訳なかったと本人には言ってないですが、謝意を胸に秘めてる事を話してましたが、出て行った直後アランを可愛がる過程で自分に似ていることに気づいただろうに、、、いやその時はもう駆け落ちしてるの知ってるから追いかけなかったのか。
いやーキモかったですね〜
そのまま勢いでルドルフと結ばれるんじゃ無いかとひやひやしました。
でもなんだかんだあって本当にマリアンヌを思ってくれてる人と思いを添えられたのは本当に良かったです。

つか、銀髪は結局何だったのか?
マリアンヌとアランはなんで銀髪に?
ここまで書いて思いましたが、アルヴィノに似た設定かも知れないと読んでる途中に気付いたならここまでモヤつかなかったかもしれません。
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作家名: 志波連 / ありおか
ジャンル: ライトノベル
出版社: ツギクル