ネタバレ・感想あり契約結婚するはずが、初恋の御曹司に一生分の最愛を注がれましたのレビュー

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なんて臆病で遠回りした二人
ネタバレ
2025年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ お互いに高校生時代から好きだったのに、どっちも友情が壊れたら、会えなくなるのが嫌で、告白しないままに、十年も友達でいて、その間に、お互いに別々の人と付き合ったり、関係を持ったりと、不毛なことをしていた二人。それが、ヒーロー祖母の余命によって、結婚を迫られたヒーローは、結婚するのならば、ヒロインがいいと契約結婚を持ちかける。どんな形の結婚でもヒロインと結婚できるのなら、構わないヒーロー。
ヒロインもヒーローを好きだから、その気持ちに負けて、引き受ける。そして、ヒーローと愛し合いたいヒロインは、ヒーローにシチエションデートを持ちかける。
二回はヒーロー側がヒロインを好き好きという設定で、盛り上がる。ヒーローは本当に好きだから、本当に甘くて。3回目はヒロイン側がヒーローを好き好きという設定でのプレイだけど、本当の気持ちを嘘のように言うことに限界を感じたヒロインが無理だと言うと、なんと、ヒーローからの本当の告白が。それに答えるヒロイン。
そして、答え合わせのように、お互いにいつから好きだったのか、言うと同じだったこと。でも、当時彼女がいたことを責めると、断る方法がわからなくて、すぐに別れたこと、さらには、その後も誰と付き合っても、ヒロインのことが好きだから、続かなかったことを告白したヒーロー。ヒロインもいい加減な関係を何回も続けていたことを告白。ヒーローは、最初の男にはなれなかったけど、最後の男になれたからと嬉しそう。
そして、二人の結婚式が。ヒロインのドレス姿に感動して泣き出すヒーロー。病院で無事にヒーロー祖母にも花嫁姿を見せられる。なんとまあ、お互いに勇気がなかったはかりに、十年も遠回りした二人。お互いの気持ちに全く気付かなかったということは、どちらも完璧に隠せていたということで。不器用過ぎる二人である。
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