大学生のハルと准教授の桐谷の話。ヨミホ小説。花波さん初めてで、溺愛好きなのと表紙に惹かれて読んでみました。建築の専門用語も多く出てきて、お仕事BLっぽい溺愛モノでした!楽しかった!「美しい、だから、作らずにはいられなかった」って台詞があるんだけど、建築を追求するみんなの心意気を感じたし、風立ちぬっぽいなっとちょっと思いました。桐谷はスパダリなのにどこか抜けてて、ハルは流されすぎだけど芯は強くて、いいコンビだね。桐谷のお友達が種明かししてくれるんだけど、いや桐谷自分で言った方が良くない???と思ってしまった…なんでお友達にあんな長々と…???ハルは境遇としてはそこまで不幸ではないので、もう少し不憫だったらな…。イラスト少なかったけどとっても綺麗で目を奪われました。