ネタバレ・感想あり知覧からの手紙 新版のレビュー

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人類とは、常に戦いの歴史
2025年8月9日
こちらは、本で持っています。
数えきれないほど熟読しましたが、
戦後80年ということで、あらためて手に取りました。

穴澤利夫少尉と婚約者の方との、悲恋などと簡単には口にできない愛…いえ、人生を綴った物語です。
当時の男女間における恋愛観のようなものも感じ取れますが、ひと口にこういう展開です。との説明はできません。

どういった想いで、男は空へと旅立ったのだろうか。
どういった想いで、女は一生を過ごしたのだろうか。

若くして、国を家族を友人を…恋人の幸せだけを願い旅立った青年がいて、その面影を想い続けた女性の、儚く切ない実話。

差別的意図はないが、日本人ならばナショナル・アイデンティティを刺激してくれる、素晴らしい作品であるように思う。
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