ネタバレ・感想あり美貌の伯爵令息は訳あり鉄壁令嬢の笑顔を独り占めしたいのレビュー

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訳ありとはいえ
ネタバレ
2024年1月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 目が悪いだけ。フィノーラかわいい。ぎゃくたいはないけど、父親が冷たく厳しく辛い思いをしてきたところに優しくされてそりゃ惚れますわね。話もあうし。視力が弱いのがルーウェンにばれて震えてるところはキュンとした。かわいい。どこぞの夫人との関係を誤解されかけてルーウェンがすがったところも、一途さが見えてよかった。人によっては情けないと思うかもだけど、とっさになりふりかまわずなところが良き。二人の間だけの名言もあり、ほんわかしました。微笑ましいカップルです。お話としては大きな事件もなく、当て馬的な例の夫人が出てくるくらいで、すらっと読めました。素朴な疑問としては、ルーウェンの収入源はちゃんとあるのかしら、と。領地なしの裕福でない貴族の次男。もとは持参金目当てだし。はっきりどんな仕事してるかも書かれてなかったし。物語には直接関係ないけど甲斐性が心配になりましたね。
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キャラが好感持てた
ネタバレ
2023年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインが父親に冷たくされながらも、変にウジウジしてなくて読みやすかったです。ヒロインは時に傷つきながらも前向きで、ヒーローに宿題を出すくだりも、ヒロインの芯の強さに好感が持てました。ヒーローsideで、ヒーローの過去や苦悩とかもじっくり読めたので、ヒーローに対しても嫌悪感はありませんでした。最後は末長くおしどり夫婦として幸せな家庭を築けたようで、ほっこりしました。
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スピンオフでないかな
2023年10月26日
親にきちんと評価されず、貶められ続けた少女が、真の愛に巡り合う物語。
ヒロインのまっすぐさ、ヒーローの溺愛、とてもいいです。
ヒロインのお姉さんもまたとてもステキなので、彼女の物語も読みたくなるほどでした。
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眼鏡
ネタバレ
2025年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ひどい近視のため、夜会ではしかめっ面でダンスもできない侯爵令嬢ヒロインと、顔は良いけれど愛を知らない伯爵令息ヒーロー。
モラハラ父に圧迫されていたヒロインも、ヒロインに出会ってからは自然に愛を知っていったヒーローも、親との関係は変わらずでしたが、2人の家庭は幸せになれそうでよかったです。ヒーローが一目ぼれしたヒロインの笑顔の可愛らしさや、ヒーローが読書や観劇への造詣が深いことなど、あまり掘り下げられていなかったのが少し残念でした。
ヒーローSideありますが、ヒロインへの気持ちの変化がもう少し知りたかったです。
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良い
2024年11月14日
始まりは打算から。2人の相性が良い。
親からの愛情がほとんど無かった2人が親と接するシーンは切ないというかモヤモヤした
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丁寧な描写
ネタバレ
2024年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短めなストーリーでしたが、二人が信頼関係を築くまでが丁寧に描かれていて読み応えがありました。鉄壁の令嬢であったヒロインは、結婚を心配した父親に高額の持参金を用意すると告げられ、その為に複数の男性から声を掛けられるようになります。もともと鉄壁の令嬢となったのは、ど近眼なのに見た目を気にした父親に眼鏡着用を禁止されたため。何もかもぼんやりと見えるために動き回ることを控えていたせいでした。そんな時に素晴らしい美貌の持ち主ではありますが、爵位も財産もないというヒーローから声を掛けられます。読んだ本の話をしたところ意気投合。二人は少しづつ距離を縮めていきます。ヒーローは眼鏡のこともヒロインの気持ちも汲んだ上で良い方法を模索し、ヒロインの好みの本から好きそうな演劇に誘うなど、ヒロインへの気遣いと思いやりに満ちていて素敵でした。全ては持参金目的なのか悲しい気持ちと以前の派手な女性関係から二人の仲は拗れますが、ヒーローとヒロインの気持ちや事情が丁寧に描かれていたので、それほど心配なく納得の展開でした。二人のラブラブシーンもしっかりあって満足です。
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行き違い
ネタバレ
2023年12月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 資産のない美貌のヒーローと、資産はあるけどド近眼の自己評価が低いヒロインとのお話です。
とにかく作者様の表現に感覚が合わなくて、初っ端は読み難かったのですが、読み進めるとヒーローとヒロインの両片想い的な行き違いが、とても面白かったです。
惜しむらくは、ヒーローに色目を使って来た女(既婚者)が、暴走して社会的に抹殺されるか、旦那に離縁されるっていう盛り上がりがあったら良かったのにとは思いました。
私は徹底した勧善懲悪を望む質なので、それを望まず、純粋に恋愛小説として読むなら良作だと思います。
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