ネタバレ・感想あり光と影の王のレビュー

(4.6) 19件
(5)
15件
(4)
2件
(3)
1件
(2)
1件
(1)
0件
ビッ◯策略家の健気受に泣けてきます
ネタバレ
2025年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高いけど評価の高さから購入。レビューにある通り、早々から可哀想な目に遭う受と攻との試練話でした。

他国から人質として攻の国に来た受は、育つ内に皇太子の攻と両片思いに。けれど受の妹のせいで攻が傷を負ったことで償いとして攻の父である王から体を求められます。2年が経ちそのせいで攻と距離を置いていたのに、試すように見せつけるように攻の前で犯され達する姿をみられて心を壊される受。直後の王の挑発で攻とも一度致すも、それからは心を閉ざし失うものも無くし、体を使って公然と王の愛妾に。ただ攻のため、計画のために何年もかけて自分を犠牲にし続けるのでした。

話自体面白かったですが、受が攻の前で王に致され、その後も計画のために何人か体で落とすのを許容できるかが評価に影響しそうです。私は攻のため何年も自己犠牲を払う健気受の奪還ものと認識しましたが、人によって見解が分かれそう。先生もあとがきで「主人公達がBがLしてない」と気づき最後に結ばれHを入れたそうですが、そこに至るまでの攻受が可哀想すぎるので「甘々な日々を送る続編を是非!」と思いました。

昔紙媒体の本誌で読んでいたコルセーアが出てきたので、ひょっとしてあのシリーズのどこかにこの2人いたのかな?とも。攻のアヤース、受のカナーレしか記憶にありませんが、セールになったらコルセーアも買って読み直してみようかなと思いました。
いいね
0件
ほぼつらい😔
2025年1月14日
特に1巻は、、、。もっとはやくどうにかならんかったかなー辛すぎる。最初からご都合主義のストーリーでないのでつらいけど、行き着いたエンドでほっとしました。
いいね
0件
苦しい時が長い!!
2024年7月5日
もう幸せな時が無いっと言ってもよい受けの子。でもすぐにくっつくのはおもしろくて無いと思っている私には、めちゃ良かった。ハピエンなので、安心して読めるし。まぁ、そういうハピエンかぁ〜とは思いましたが。先が気になって気になって、一気読みって言ってもいいほどの勢いで読みました。不幸好きにはオススメやと思います!
いいね
0件
長く辛かった
ネタバレ
2024年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ リシャールの気持ちで読んでいたので、本当に長く辛かったです。
独りで誰にも弱音を吐けないまま、周りを欺きながらの7年…。ていうか父王よ、本当人でなし。息子の親友に手ぇ出すとか気持ち悪すぎる。時代的なものもあるのでしょうが、更に娘婿にして手元に置き続けようとするとか本当に気持ち悪い。
リシャールが幸せになれて良かった…。
ラスト近くまで、結構つらいです。
ネタバレ
2024年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けのリシャールの健気さとアーサーとの約束のために、1人荊の道を行く。
暗く、寒い、日々蹂躙される。
あの条件なら、確かに自分が犠牲になるでしょう。
どんなに辛くても、アーサーのために、国のためを思うリシャール。ほんと、涙です。
そして、アーサーもどんなに辛い現実をつきつけられても、リシャールへの想い変わらず、あの真っ直ぐなままで、相手の意をくんで、行動を起こす。
まさに王の器。父王などとは比べものにならないです。そして、自分の力が及ばぬところで、愛するリシャールが傷つけられていたこと、自分が、傷つけてしまったことを悔やみ、なんとか二人で幸せになることを考える。本当にいい男。
形は違うけど、二人が想い描いた国の在り方、そして幸せ。その後の話が読めて本当によかったです。
願わくば、あまりにもカ国な時間があったので、2人の甘々だけの話しとかだしてほしいくらいです。
気軽に読める感じではないし、地雷のかたもいるかもしれませんが、大変よい作品なので、ぜひ読んで欲しいです。
いいね
0件
まさに「光」と「影」
2024年1月30日
あぁ、言葉が見つからない…
アーサーとシャール、目指す場所は同じだった。ただ、過程が違っただけ。
ただ一点を見つめて精神を張り詰め、振り返ることなく突き進むシャールの強い精神力と揺るがない信念に胸が痛い。
仲間を、人を信じ、誠意と対話を忘れず協同しようとするアーサーはまさに光でした。
2人が合間見えるとき、どんな結末になるのかドキドキしました。
大丈夫、ハピエンです(>ω<。)
未読の方、是非シャールとアーサーを見届けて下さい。辛かった分、胸熱必至ですよ(>ω<。)

リシャール…!!!!!
ネタバレ
2024年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 壮大な物語。上下巻、一気読みしました。ハッピーエンドと言っていいのか、まだ分かりません。この結末しかなかったのか、違う道はなかったのか、読後もずっと考えてしまいます。それこそが、この物語の生々しさの源なのかもしれません。読みながら、どうかリシャールに幸せになってほしいと、ずっと願っていました。生きてくれてよかった。リシャールとアーサー、二人ともが、別の角度で二人の夢を諦めなかったこと。どちらも不完全な方法ではあったけど、二人の想いが合わさって、未来に繋がっていました。ニナ、スクルド、ジュリアス、大佐、レイモン、ルース、フェルマス国王も…二人を信じる人々(と、わんこ)も素敵でした。リシャールとニナの別れの場面、一番泣いた。読んでよかっです。
読むのが止まらなくなります。
ネタバレ
2024年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受が不憫で、最後までどうなるのかドキドキが止まりませんでした。読み始めると気になって、途中でやめれないので、時間があるときに読むのをおすすめします。とにかくファンタジーが好きな方、絶対におすすめします。ぜひ続編をお願いしたいです。
いいね
0件
心打たれました
ネタバレ
2024年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙に惹かれて購入しましたが、骨太で読み応えあるファンタジーで、読めてよかったです。タイトルの意味も、後からなるほど…と納得させられました。アーサーは最初から最後までまっとうで一途で、でもシャールも実は…。健気さに号泣です。
いいね
0件
全てを捧げる
ネタバレ
2024年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ いずれ王となるアーサーの地位を確固たるものにしようと、心のみならず身体までもを鬼にし、がむしゃらに突き進むリシャール。何のために、誰のためにと戸惑うアーサーが、思慮深く道を間違うことなくリシャールの思惑を汲み取れる賢い男で良かったと思う。この二人なら国を統べることも簡単なことなのであろうが、立場上、幸せを一緒に掴むのは難しい。何もかもを捨て、お互いに全てを差し出し、あの日の約束を守るべく旅立つ姿に涙が止まりませんでした。
あの日の約束を果たす為
ネタバレ
2024年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 長い時間をかけて。あの日の約束を果たす為に、リシャールは生きてきました。自らの手を汚し、誹りを受けても目的に向かっていきます。相手の気持ちを読み、自分の望むように動かす。そんな権謀術数に長けたリシャール。その意図すらわからないままで出奔するしかなかったアーサーは流浪する日にちが経つにつれて、思慮深くなっていきます。真っ直ぐなだけの男からの変化です。最後にあの日の約束を果たして、選び取ったのは。北の大地を抜けていった先はかの海。そうです!あのシリーズへと繋がるのでした。とても読み応えがある長編作品です。作者様もおっしゃっておりますが、受様がかなり酷い状況下にありますので、そこだけは心してお読みください。
ネタバレ無しに読んでほしい
ネタバレ
2024年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの長編ファンタジー小説、久しぶりでテンショ
ン上がりました!ラストの展開、あとがきにも書かれているようにニヤリとしちゃいました…すごく懐かしい気持ちでいっぱいです。
受けがかなり酷い目にあっているので、苦手な方がいるかもしれませんが、ちゃんとハッピーエンドです。最近のBL 小説は甘い溺愛ものが多かったから、久しぶりにグサッとくるような展開に驚きました…が大好物です。
攻めも真っ直ぐないいやつでした。
いいね
0件
壮大なストーリーでした
ネタバレ
2023年12月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 示唆されているラストが覆されるのか、覆されずにJUNE的な絶望ラストになるのか、ハラハラ、ドキドキしながら読みました。
私もリシャールに翻弄されたような気分でした。
ラストが分かった上で、もう一回最初から読んでみようと思ってます。
よく練られた骨太のファンタジー
ネタバレ
2023年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ キャラクターの行動の理由となる愛情や信念、若さへの羨望と焦燥、権力への欲望と野心…。様々なキャラクターたちの思惑と個性が無理なく動いて壮大なストーリーを紡ぎ出す、満足度の高い作品でした。
最後に2人が身を落ち着けた先だけは、何となく違和感を感じましたが、それすら折り込み済みの話運びだったので、読後感はすっきりしています。おそらく2人のいちゃいちゃ込みの後日談をもっと読めれば更に満足&納得するはず…。ぜひ追加の後日談お待ちしています。
リシャールが1人で決断し、行動してきたことは壮絶の一言ですが、その意図に気づくとものすごく辛いです。救いなのは、アーサーが常に正しくリシャールの意図を読み解こうと苦しんでいたこと。リシャールの思惑に乗って、リシャールを憎むような愚鈍な皇子ではないので、不穏ながらも安心して読み続けることができました。王になったアーサーに、評価を地に堕としたリシャールが寄り添うことは不可能。むしろ悪政の象徴となったリシャールが死ぬことで、アーサーの王としての立場を確固たるものにしようとするその覚悟に、リシャールの男前さとアーサーへの愛を痛く感じました。それを理解した上でアーサーが下した決断は、ある意味リシャールを裏切るものではありましたが、清々しい結末で、読後感は良かったです。
壮大でした
2023年12月2日
上下セットで約550ページぐらい?かな?
お互い国を守ることを約束した皇子が壮絶な運命に揉まれに揉まれて〜!な物語でした、、!
これはいける人とアカン人おるやろな〜!と思います笑。なんし父親がクズオブクズ!あんまりネタバレできへんけど、清純潔白な受けが好きな人には無理かも!ただ、お互いがお互いを大切に思っていて、ああこう愛もあるんやな〜!って超越した愛というか、、!なんし凄い2人ともよく頑張ったな〜!な物語でした!
あ、挿絵なかったなそういえばw表紙めちゃ素敵やからちょっと見たかったw
甘くない、ずっと辛口の政治の駆け引き
ネタバレ
2024年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 世界観と時代は王道ファンタジーだけど、受けちゃんの犠牲と献身による駆け引きの話です。ファンタジーというより、政治の話ですね。結構ずっと読むのがつらかった。最初から受けちゃんが尻軽悪女な悪者になって、最後まで悪役を頑張るので甘さ皆無。最後の大団円だけが救いかな。掌編でその後の二人の幸せが見れますけど、足りない。その後のお話のほうが面白そうなんだもん。
いいね
0件
したたかな献身
ネタバレ
2024年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物理でLが薄いです。
でもコレは面白い!新しいパターン。セオリーをうまく活かした展開でした。
個人的には上巻がよかった。
あとがきに受が可哀想なめに合う。って書かれてましたが、いやいや中々のしたたかヴィッ○じゃないですか!
ラストの甘々より、前半の濡れ場のが萌えた。っていう自分の癖がね…苦笑

コレはでも正直かなりバドエン期待しちゃいましたー。
というか、個人的に皆が全部受け入れた上でのバドエンがね。個人的にね。
そこまでした、受の献身に対する攻の答えが身勝手だなぁ。と思ってしまうんですよね。
受が自分にも他者にも厳しかった分、攻の甘さが自身に対する甘さに思えちゃったんです。
そういう意味で、最後まで受のが強くて攻のが弱い。っていう、アンバランス感が。
そういうのもありだと思うんですが、ただ今回の攻はヒーロー感が強かったので、最後は強くあって欲しかったかなぁ。

ただ、コレは個人的にかなり偏った思考なのでマジョリティな参考にはならないレビューだと思います!
予想に反した作品
ネタバレ
2024年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けが酷く嬲られるなんて、驚きました。予想もしなかった展開。でも自分の身体を武器にし計画を着々と進めて行く受けは男らしくて良かったです。攻めが愚直なほどの受けを愛し続けたのはロマンですね。お話しの終わりも思っていたのと違いました。攻めが王となり、どうやって悪名高い受けを側に置けるようにするのか、とその辺りを楽しみにしていたのですが、あっさりと別の方向での終結。いつの日か受けが行ったことは愛の為、自国の為、そして多くの隣国の為だったという真実が明るみに出るといいですね。
ご都合ぬるすぎ
2024年8月20日
編集さんはちゃんと仕事してるのか??好きな作家さんだけど、ガッカリ。受けの鉄面皮はさすがに引く。なんでも許す攻めもチョロすぎ。バッドエンドの方が読後感すっきりでは?世俗に汚れた社会人には響くものがなくて残念?
いいね
0件
レビューをシェアしよう!