ネタバレ・感想あり身売り令嬢 ~禁忌の国王と恋に落ちて~のレビュー

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貸し腹契約。
ネタバレ
2024年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 167ページ挿し絵なし。伯爵家を叔父に乗っ取られた兄妹は死に物狂いで生き延び、商人として開花した兄は大事故に遭う。借金に加え医療費が必要となり途方に暮れていた彼女の前に高貴な身なりの男が現れ、とある契約を持ちかけられる…という話。言い伝えに縛られ影武者を立てざるを得なくなったヒーローは存外いい男だったし、仕える影武者ライアンも良き理解者でヒロインの存在をすんなり認めるし、国王の座を狙う叔父の失脚もスムーズだったし、ページ数を考えれば納得のあっさりした内容だったと思います。しかしヒーローヒロイン各々が恋心を育てながらジレモダする様が微笑ましくて、私は好きなお話でした。それに最後まで読んで、あーなるほどなと。妙に読後感が良かったです。ヒロインが聡明で慎ましい子なのは好感度の塊ですが、すぐに泣くのはどうかな。そこはちょっと冷めてしまいました。あ!!誤字脱字!!フォルツォーネの説明の箇所で次女と侍女の誤植があり、説明が頭に入ってきませんでした。これは良くない。
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平民育ちのせい?
2024年7月13日
始めはヒロインはしっかりと淑女教育を身に付けたという紹介だったけど、読んでいるとこれは平民育ちだからなのか?という、貴族令嬢っぽさがまるで無かった。ヒーローのことは圧倒的なカリスマと紹介していたけど、優しいけど何だか弱い人の印象でした。何となく拙さが目立つ作品でした。
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