青井秋先生の表紙絵と登場人物紹介のイラストが素的なので、思わず読んでみたくなりました。
歴史上のことは、諸先生方が平安時代について様々な興味深い物語を書いてくださっているので、大まかなことは知っていました。
けれども、近世においてはどのような人々が如何なる仕事をしていたのかは、ほとんど知ることはありませんでした。
今回、小田菜摘先生がこうして波瀾万丈な物語を書いてくださったので、建物や衣装や人々の人となりに思いを巡らせながら愉しく読みました。
内容について話してしまうと読む楽しみが半減してしまうので、触れないことにします。
まだ物語は続いて往きそうなので、しばらくの間、この世界観を楽しめそうです。