別出版社から22年に出た同作品も持ってますが、あとがきで作者様がおっしゃっていたように、こちらの方には加筆の後日談的ラブラブエピソードや挿絵もあり、過去出版分で不満だったところが補われて私的には満足度が上がりました。私はこっちバージョンの方が断然好き。
ヒーローはこの作者さんらしい執着粘着ヤンデレではありますけど、ヒロインを本当に愛している溺愛がベースだし、最後はざまあもしっかり、ヒーローとヒロインは全部丸ごとハッピーエンド、イチャイチャしつつの甘々ラストはとても良かった。
評価が辛い方多いのはヒロインの前世がハードすぎたからかな。
確かにそのくだりは読むのしんどいけど、そこまで生々しい表現もないし、それよりもヒーローがヒロインをガッツリ囲い込みつつ溺愛しまくる様子がすごく良いし、従者くんの淡い片思いも切なさが尊くて、私はこの作品好きです。