ネタバレ・感想あり白き帝国のレビュー

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成った後の二つの試験
2024年9月28日
唯一無二で王道的、矛盾しているかのようなそんな言葉こそが本作には相応しい。シウンテンかキミツか、そのどちらにもとらわれないしなやかさと伸びやかさ。新しい時代をつくる予感に溢れている。
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物語の序章とは思えない満足感
2024年4月26日
一巻を読んだ感想ですが、とても面白かったです。
序盤は登場人物や世界観の把握に少し手こずりましたが、
後半から話が動き出すと、ページをめくる手か止まりませんでした。
ここから物語が始まるといった終わりなのですが、
予想外の展開も多くて、楽しかったです。
次巻も楽しみです。
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愛憎渦巻き目まぐるしく変わる展開
ネタバレ
2025年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いで一巻目を試しに読んで、一気に最新巻まで。
冒頭はラノベの鉄板展開かなと思いながら読んでいたら、そんなに甘さを吹き飛ばすように容赦のない展開に驚き、オセロのように目まぐるしく変わるパワーバランスと愛憎渦巻く登場人物の動きに引き込まれました。
人種も国も違う生き物が手を取り合って生きるには、どれだけの犠牲と屍が積み上がるのかと思いながら読んでます。人生のスタートが幸せで始まった人と不幸で始まった人との分かり合えない溝の深さ。
他の種族に人生を踏み躙られた側が、その絶滅と不幸を願ってしまうのは分かる。とあるキャラクターが好きではないですが、あそこまで自分を貫けてもがく生き様を見届けたくなりました。彼女も被害者なんだよね。一番ひどいことをして、一番因果応報になってるので、次巻以降は少しは救いがあるといいけど。
残酷描写も多々ありますが、4巻の戦況や戦闘シーンの描写は絵が浮かんでくるようなスピード感と躍動感にあふれていて圧巻です。
次巻も気長に待ってます。
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作家名: 犬村小六 / こたろう
出版社: 小学館
雑誌: ガガガ文庫