ネタバレ・感想あり出来損ない令嬢に転生したギャルが見返すために努力した結果、溺愛されてますけど何か文句ある?のレビュー

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とても面白かったです
ネタバレ
2025年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミック版でこちらの作品を知り購入しました。
ギャルの良さが出ている素敵な作品だと思います。
ギャフン描写は弱めなのでそれを求めていらっしゃる方には不向きかもしれません。

個人的に、令嬢転生でよくある知識や所作は残っていて全部できる!というのではなく、転生者の努力で令嬢の所作や知識を得るところに好感が持てました。
家族以外は主人公に優しい世界で、あまり気分も重たくなり過ぎず安心して読めました。
バレンティノに絆されていく主人公や、スサナとセオドアの甘酸っぱさには思わず笑顔になりました。
ポーカーフェイスな貴族女性たちの表情の機微を感じ取れる主人公の観察眼には感心しました。
ギャフン描写は結構ふんわりしていましたが、性悪の妹とそれを盲信する兄にはきちんと制裁が下っていますし、両親も降爵させられた上にチェルシーへ反省の姿勢があったので個人的には満足でした。
もし続編があるなら、チェルシーとバレンティノがどう過ごしていくのかはもちろん、ケンドールの恋物語やスサナとセオドアの今後も掘り下げてほしいなと思います。
コミック化したので読みましたが。
ネタバレ
2025年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好き嫌いは分かれる作品かと思いますので、私は酷評寄りです。とりあえず一巻で完結はします。チェルシーというより最後までキララがギャルパワーでご都合主義を都合のいいままに無双するだけなので、異世界奮闘記小説を楽しまれてる方には良くそれで話が進むな。と思う方もいるかも…。家族が侯爵なのに皆無作法なところとか、キララのいわゆるおもしれー女なままにが多く表現されてます。チェルシーに入ったキララが実は死亡してチェルシーに転生したのを最終的に思い出し、キララもチェルシーとして生きるという所まで。でもキララ要素が入った元チェルシーが心を強くしたり、言葉遣いも侯爵家に相応しい、たまにギャルしちゃう…等その後がもう少し長かったら良かったのにな。と思ってしまいました。侯爵家なのにギャルのままでいいんか?と……。兄妹ざまぁと家族からの旅立ちして割とあっさりにいざ王宮へ向かおう!で終わった感でした。毒親たちはチェルシーの日記を読んで?やや改心方面に行く?やジェニファーは心当たりがあるよってどっか行くらしい?のとダミアンは失望されたまま除籍で?と終わる感じなのでスッキリする人はスッキリするかな?私は微妙な感じでしたが。まぁ、そこ引きずらなくていいやという投げやりな感じです。せっかく登場人物も多いのでもう少しサイドストーリーがあっても楽しめるので、小説版にはそちらを期待します。が、なろうさんのは小説が引き下げされているので続編はないかな?今連載のコミック化と小説版とではやや違うのでコミックの方が絵的にも私は好き。好みの問題ですが。内容が気になって小説を!と思うのならコミックだけの方でも良いかも…。まとめると…らぶちゃん?も転生してきて欲しかった。
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