ネタバレ・感想あり亡国の悪妃~愛されてはいけない前世に戻ってきてしまいました~のレビュー

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ヒロインがかわゆかった。
ネタバレ
2024年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインが天然で可愛らしかったです。ヒーローは極甘すぎてもうちょっと毒も欲しいなと我が性癖にはグサリとは刺さりませんでしたが、でも甘いセリフにはいいな〜!と思いました。他キャラはちょっとインパクトは弱かったので評価に悩むところです。ストーリーは失敗後の転生やり直しというわりとあるあるなお話ながらも楽しめました。でも転生直後、1回目では助けにこなかったヒーローが2回目ではどうして助けにこれたのかがナゾのままでした。そして今回もCielさんの挿絵が美しくて眼福でした。もうそれだけでも作品の評価があがっちゃう美麗さでした。
印象深い作品でした、
ネタバレ
2024年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 確かに、ヒーローとヒロイン以外のシーンが、ヒロインがそっと見ている前でしつこいくらい丁寧に描かれていたのはモヤモヤしましたね…。でも、時戻って、大切にされているヒロインのハッピーエンドに幸せな気持ちになります。
ある点が気にならなければ
ネタバレ
2024年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良作でした。よく練られたストーリーと程よい喜劇は最後までテンポ良く読み進める事ができました。

しかし抜けたヒロインはストーリーを進める上で動かしやすいキャラだったかもしれませんが、娼館時代からの決意があるはずなのにすぐルスランに絆されて情事に流されるのは、見ていて芯の無いヒロインのように思えました。意志があっちにフラフラこっちにフラフラ…。迂闊な行動や発言も多く好きにはなりきれませんでした。

前の生のヒロインがルスランに冷たく接する場面やヒロインを裏切ってしまったルスランが病み、転落していく描写は地の文で流さずしっかり表現してほしかったです。サラッとした説明だったせいで娼館時代前後の展開がやや唐突で物足りなく感じました。それに反してルスランとエジェンの情事の描写はしっかりと描かれており…何ていうか…媚薬のせいとはいえ読了後もめっっっっっっっちゃモヤモヤが残り続けるシーンでした。誰かいない?共感が欲しいわ。

色々述べましたが改めて良作だと思うので抜けたヒロインやモヤつきが気にならない方には星4.5ぐらいでお勧めしたいです。私は気になる人間なので星3ぐらいで。
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作家名: 春時雨よわ / Ciel
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: KADOKAWA