ネタバレ・感想あり死に損ね令嬢と人嫌い伯爵 ~揺るぎない運命愛からは決して逃れられない~のレビュー

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先祖からの因縁の二人
ネタバレ
2025年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先祖からの因縁の二人が心中の名所で出会い、ヒーローには唯一縋れる相手になり、雛鳥のようにヒロインにベッタリで。ヒロインにはそれが分かるので、ヒーローに心を傾けないようにしていたのに、婚約者にも両親にも大切にされなかった傷がヒーロー家で大切にされているうち癒されて、ヒーローに本当に愛されたいと願うようになる。ヒーローはヒロインを縛り付けている自覚があるから、身体にはみだらに触れるのにキスは出来なくて。ヒロインと共に王城に赴くことになり、ヒロインはヒーローがいつか美しい王女に心を傾けるのではと不安で。でも、王女も結婚を望んでいなくて、病に侵されている王様だけが拘っていて。晴れてヒロインを婚約者として認められて、幸せなヒーロー。街歩きの時に婚約者男性に遭遇してしまい、激昂するヒーローを止めるヒロイン。そして止めたヒロインが婚約者に純潔を奪われているのではと嫉妬したヒーローは無理矢理ヒロインを力づくで犯す。そこでヒロインが純潔だと分かり激しく後悔するヒーロー。ヒロインを傷つけたとへこむも、ヒロインはそんなヒーローを許す。婚約者にされたことを上書きするようにヒロインを乱すヒーロー。そしてヒロインからのキスでヒーローはヒロインの気持ちが自分にあると分かり、キスに溺れる。帰郷した二人だがヒロインに呪いが移ってしまいヒーローは神経質になりヒロインを部屋に閉じ込める。そこにヒロイン母親が訪ねてきて、ヒーロー先祖の手紙によって、知られざる二人の先祖の因縁と叶わなかった恋を知る。手紙には呪いを解く方法も記載されていて、その通りに呪いを解いた二人。
呪いが解けてもヒロインを手放すことなく妻に迎えるというヒーローに安堵したヒロイン母親。
そして、王女の成人の儀式に参加した二人。
どちらもなれない社交で疲れてしまうが、甘くキスを交わす。
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とてもよかったです□
ネタバレ
2024年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今までにないお話でよかった。ヒーローがヒロインを愛するのが突然過ぎて、本物なのかわからなかった。でもどんなことがあっても気持ちが変わらなかった。読んでいくうちにこのふたりの出会いが運命だった、というので納得。物語に引き込まれました。
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キュンとか甘さはなく、とにかく呪いが強い
2025年7月3日
このレーベルにしてはドキドキとかキュンのないお話でした。
お互いが強く結びついているというのはわかるんですが、相手に惹かれるというより呪いで縛られているのかなぁという印象です。
後半はかなり読み飛ばしてしまいました。
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呪い。
ネタバレ
2024年5月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 142ページ挿し絵なし。婚約者に裏切られ家族に見放され生きる希望が無くなった下級令嬢ヒロインは、崖から飛び降りようとしたところ同じく身を投げようとした男を止めたことにより運命が大きく変わって…という話。嘘つきの顔が見えなくなる呪いを背負う男が唯一、姿かたちが判別できる女に出会い執着する話です。2人とも貴族でありながら自/死をしようとする脆弱メンタルの持ち主で、2人の関係性は恋情というより共依存のように感じました。それと、これは私の読解力の問題ですが両家の手紙のくだり以降、呪いのシステムが複雑すぎて億劫になり飛ばし読みしてしまいました。というわけでこの作品は主に呪いの謎解きがメインで、あまり恋愛パートの甘さや閨シーンのエロさはありません。濃蜜さんじゃなければまた違ったのかも知れないけど、求めてるものでは無かったです。残念。
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