このレビューはネタバレを含みます▼
低所得者家庭やマイノリティ家庭の子どもの体験が少なかったりゼロだったりするのは読む前から想像できましたが、親の体験がないと子どもの体験も少なかったりゼロだったりすることが多いというのはこの本で知って驚きました。
また、自分では試合などで遠征する体験をしたことがなかったのでスポーツなどの体験で遠征にお金がかかることまですぐに気づけなかったし、自分がした習い事が徒歩5分位の場所で自分だけで行っていたために習い事は送り迎えや習い事の間の付き添いが必要なことが多くて保護者の負担になることが多いこともすぐには思いつきませんでした。
子どもの体験において社会や保護者がどういったことで支えるかなどについて考えるきっかけになりました。