ネタバレ・感想あり君を守れるようになるまでのレビュー

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猫龍さんの表紙絵は素的でした
ネタバレ
2024年7月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私は、韓国ドラマを一度も見たことがありません。試し読みをして、面白そうだと思って読み始めましたが、主人公町屋貴洋の幼少期の年齢の食い違いや文章の接続詞に違和感を感じました。何より、ユン・ジュンギ(尹仲基)に対して、町屋貴洋が「おまえ」と終始呼ぶのが不快でした。十二歳も年上の恋しい人であるはずのユン・ジュンギには「貴方」と呼ぶのが相応しいのに、何故「おまえ」になるのでしょう。それは、彼をボディーガードとして、自分よりも身分が下だと思っているからでしょう。決して親しみを込めた呼称ではありません。父親と仕事で飛行機のビジネスクラスを利用していたように、自分が上流階級であるという様な思い込みがあるのかもしれません。在日韓国人である自分達一族も彼と同じ韓国人なのに、もしかして、自分の出自を知らないのでしょうか?韓国語を話せるように幼い頃から教育されていないというのも不思議です。一度目は読み飛ばしてしまい、今二度目をじっくりと読み始めましたが、もう、読む気力が無くなりました。ユン・ジュンギが発砲された町屋貴洋を庇って二発もの弾丸をその身に受けたのは、自分が勝手な行動をした所為なのに、色々とやらかす甘ったれの人物です。未だ、二十二歳で人間的にも未熟なのに、仕事の面で認められているという不思議な設定です。主要人物の人物設定と話の流れをもう一度練り直した方が良かったと思われます。誰もレビューをしていないのは、それなりの理由があるというのが今回よくわかりました。
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作家名: 笹木深冬 / 猫龍
ジャンル: ライトノベル BL小説
雑誌: bijou