ネタバレ・感想あり追放された皇妃は、冷酷な皇帝にふたたび求愛されるのレビュー

椋本梨戸花綵いおり

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ぼた餅さん

(女性/－) 総レビュー数：3226件

ヒーローが好かん

ネタバレ

2024年8月31日

このレビューはネタバレを含みます▼ 突然、他に好きな女が出来たといって捨てられて、田舎で幸せに暮らしていたヒロインと、ヒロインを守ると言いつつ、最低な手段を選んだアホヒーローのお話。
命が危ないとはいえ、もう少し違う手段でヒロインを囲う（もしくは隠す）事が出来なかったのか。
一旦は離縁するにしても「他に好きな女が出来た」という嘘（理由）は、一番言ってはならない事です。
私なら「御縁がなかったと諦めて下さい」って言ってしまうかも。
嘘を付くにも最低過ぎるし、再び想いを通じ合わせて、すぐに濡れ場って……。
これまでの徹底した拒絶は凄く良かったのに、一気に台無しになってしまいました。

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ゆうさん

(女性/30代) 総レビュー数：365件

タイトルの印象通りヒーローにムカっとする

ネタバレ

2024年7月21日

このレビューはネタバレを含みます▼ 皇妃である最愛のヒロイン妻を悪役貴族の陰謀から守るために、皇帝ヒーローは離婚宣告して城から追放する。
しかし悪役貴族は失脚することが確定したので、
皇帝ヒーローが追放した元妻を迎えに行き、
戻って来てくれと復縁を迫るストーリー。
憎まれ役になっても深い愛でヒロインを守ったヒーローは優しい！なんて、まったく思えなかったですね。
離婚宣告した理由は想像した通りでわりとよく見る設定だけど、このタイプのヒーローって、なんでヒロインに全て打ち明けて一緒に闘おうとしないのか。
ひとりよがりで苦手なタイプだわ。
離婚するにしても擬装でいいし、せめて真実を全て話して追い出すならヒロインの傷は浅くて済んだ話でしょ。
話さなかったのはヒーローがなんか言い訳してたけど、ヒロインを信じてないだけだし真実を隠してまで離婚する言い訳として弱いと思う。
しかも、なんでその理由に好きな女ができたなんて言うの？そこまで傷つける必要ある？
命を守りたいからってトラウマ級の心の傷はつけていいことにはならないよ。
一歩間違えてたら自死だってあり得るし、心が再起不能に壊れたかもしれないのに。
ヒロインを迎えに来た最後の日だって、
これでいい返事をもらえなかったらキッパリ諦めるって、なにそのあっさり感。(怒
ちっとも覚悟を感じないのだけど！
本当にヒロインが唯一無二の存在なら、
「今回ダメでも何度でも会いに来る！｣くらい言えないのかしら。
ヒロインも独りよがりな元夫なんて一回くらい追い返してやればよかったのに。
そもそもヒロインの領地で働こうとしたり呑気に狩りに行ったりして、なんかズレている男よね。笑
そんな暇あるなら毎日ヒロインに会いに行って気持ちを伝えるくらいの気概を見せてほしいわ。
皇帝としてのプライドが勝ってるのか、
常に偉そうでヒロインに対する本気の熱量を感じないヒーローでした。
ヒロインの心が広くてよかったね。

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作家名：椋本梨戸 / 花綵いおり

ジャンル：ライトノベル恋愛・ロマンス小説 / TL小説

出版社：くるみ舎

雑誌：こはく文庫

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