ネタバレ・感想あり無理に愛さなくても結構ですので ~推しキャラと一年で離縁する悪役令嬢のはずでした~のレビュー

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また読みたくなる作品です
2024年10月17日
前世で推していたヒーローに対するヒロインのまっすぐな熱い想い、すなわち推しの心身の健康と幸せを願い全力投球する様がすごく男前です。一方イケメンふわふわお兄さんだけど、腐れ根と蔑まれてきたせいで自己肯定感が低いヒーローは他人の感情に寄り添う優しい癒やし系。そんな2人のストーリーが静かに進んでこちらまでほっこりしてしまいました。他の方のレビューにもあるように閨シーンはありませんのでTLに入るのかな?という疑問はありますが、ストーリー重視の方には面白いと思います。また読みたいと思える作品でした。
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心の通いがとても丁寧です
2024年9月26日
愛情の受け皿がないヒーローと推しメロメロ献身的なヒロイン から、ヒロインファーストなふわふわお兄さんと男前ポジティブヒロインになるまでの過程がすごく丁寧!気持ちの移ろいに違和感ありません。

ヒーローはとても辛い人生を歩んでいましたが性根が曲がることなく卑屈でも根暗でもないので
下手したらヤンデレ堕ちしそうなところを健全で一途な愛妻家に変化していきます。
こんなんそら好きになりますわ!と納得できるくらいの愛情を、ヒロインが注ぎます。
ヒロインも、推しを幸せに!の目的のためにじしんの気持ちから目を逸らし暴走してしまいそうになりますが、ヒーローが好きと言う気持ちがしっかりしているのでちゃんと向き合おうとしてくれます。

心も体も触れ合いを大事にする作品ですがベッドシーンはないです。
なくても大満足。
めちゃくちゃ泣きました。願わくば、領民から愛される夫婦の姿をたくさん見たいですし、仲良くなった平民のあの子との絡みも見たいです。

素敵な作品ありがとうございました!
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ほんわか
2024年9月1日
2人の気持ちが通じ合うまでをとても丁寧に書かれており、派手さはないですがじんわり心温まるお話でした。ぜひ、後の子供ができたお話も読みたいと思います。
よかった…(余韻)
2024年8月5日
読後に静かなでも、ふかく幸せな余韻がある作品でした。
薄幸の青年と彼を前世から推していた女性。
ふたりともとても大人で感情を荒げることなく、淡々と物語は進みます。
淡々なんだけど、水面に雫が落とされてそれが広がるように恋心が大きくなっていく過程が丁寧に書かれています。
はぁぁぁまだ余韻に浸ってます。
二人の幸背なその後がまだまだ読みたかったです。
主人公が健気で可愛い
ネタバレ
2024年7月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前世はまっていた乙女ゲーム。前世での推しは実家で冷遇され、悪役令嬢と身売りのように結婚し、婚家でも冷遇され…そこをヒロインに助けられ幸せになっていく。で❗主人公が転生したのはその推しを虐めぬく悪役令嬢💦好かれなくてもいい。嫌われなければ。推しを幸せにしたい。でも、ヒロインが来たら身を引く覚悟は持っておこう。って事で題名の言葉を言ってしまう。この物語は男性側が「君を愛することはない」的な事を言うのではなく、女性側が言うという変化球。でもそこにはちゃんと愛はあるんだけどね。現に推しが勘違いしたと感じたら直ぐ訂正するし、ちゃんと素直な気持ちを伝えてる。ヒロインと上手く行くことを願ってるのに、そんな態度で色々したら推しは彼女から離れていくはずないじゃん💦と思うんだけどね。でも、既婚者を奪うヒロインって…婚約者を奪うヒロインより最悪だよね。すごい乙女ゲーム(笑)きっちり別れてから新しい恋愛しろって。(でも冷遇され辛い境遇な所を助け出すからイイのか?うーん。)で、実際のルジェクは❗あんなに生家で酷い目にあってきているのになんて男前❗決める時には決めてヘタレない‼良かったぁ。実際のヒロインもイイコだったし。
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大好きな作品です!
ネタバレ
2024年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 推しよ、健やかであれ…。転生ものですが、とにかくヒロインが格好いいです。虐げられてきた気弱なヒーローを守る、育てる、無償の愛を捧げて心身ともにサポートする。これは、ヒーローも、ヒロイン一筋になるのもうなずけます。幸せな気持ちになれるお話です。
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好きぃ…
2024年6月30日
紙でも買ってるのですが、気軽にどこでも読みたいから電子でも買っちゃいました…。
この作家さんのファンなので新作とても嬉しいです。
読んでてとても幸せな気持ちになれました。推しよ健やかであれ…。
ゆっくりゆっくり前進
ネタバレ
2024年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 転生者のヒロインは紋章痕の美醜の価値観に左右されることなく推しへの愛を全力で発揮。ヒーローもヒロインに救われて両思いです。2人とも穏やかなので、日常の食事やお茶やお出かけの時の会話が何度も繰り返し繰り返し、少しずつ関係性が進展して行きます。本当にゆっくりなので何度かドロップアウトしそうになりましたが、穏やかに愛を育んでいくところが売りの物語なんだと理解したら、最後まで見届けたくなりました。それはもう、ヒーローの紋章痕を大いに妄想しながら読破しました。それにしても、似たようなシチュ、似たような会話、ヒロインが何故か頑なにリーリアがルジェスルートを選ぶことを決めつけていることが延々続くのでイライラしちゃいました。せっかちさんには向かないです。
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推しヒーローを救うため
ネタバレ
2024年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前世ハマった乙女ゲームの推しと結婚する悪役令嬢に転生したと悟ったヒロインと、紋章根のせいで虐げられてきたヒーロー。
推しを幸せにするのはあくまでゲームヒロインで、それまでのつなぎ妻を全うする事に全力を注ぐヒロイン。不遇な推しヒーローを少しでも健康に近づけるために試行錯誤し、推し活的な交流をしていくうちにゲームヒロインよりも先にヒーローは心を寄せてきて…でもいずれは離婚しなげれば…と葛藤のお話でしたが、ヒーローは優しく強くてヒロインも正義感溢れる最強夫婦でした。夫婦設定だけれど閨シーンはありません。描写はキス止まりなのでそういうシーンが苦手な方にもオススメできます。
ヒーローSideは最後の番外編にあります。
推しの幸せのために身をひく!
ネタバレ
2024年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ という覚悟を持って推しと結婚したものの、推しのあまりに自己肯定感皆無なところや、まともに食べていないガリッガリな容姿にヒロインに引き渡す前にまず、心身共に健康体にせねば!と奮闘した結果、推しは自分に夢中になり、自分も推しをヒロインに渡したくないという想いが芽生える。

そら、そうでしょうとも…
実の家族に家畜以下の扱いをされ、社交界でも腐り根と蔑まれ忌避されてきたルジェクにとって、ひたすら優しく寄り添ってくれる妻の存在がどんなに大きなものになるか。
カティヤも後に反省してたけど、本気でルジェクをヒロインに渡すつもりなら、ゲーム通りに扱わなくてはいけなかったのかもしれない。
でも、ゲームの世界観と同じと言えど、自分たちは実際に生きているわけで、どだいゲーム通りに生きようとするのが無理な話なのでは?と思う。
そもそもゲームでは攻略対象が数人いるわけだし、ヒロインは一人しかいないなら、それ以外不幸になっちゃうじゃない。
カティヤはルジェクがヒロインと一緒にならないことで不幸な目に遇うのを不安に思っていたけど、カティヤを愛するルジェクにヒロインを愛せ、と言う方が残酷というもの。
カティヤがそれに気づいてくれて良かったわ。

あ、ちなみにTL小説枠ではありません。
健全でほんわかで、上品な推し愛でる小説です。
優しい物語
2024年7月5日
夫婦が共に敬語なので少し硬さがありますが、ヒロインの聡明さと優しさとヒーローの不遇の中にある強さが素敵でした。もう少し山あり谷ありでも良かったかもですが、この優しいお話ならこれくらいがちょうどかも。よくあるお人形さんみたいな美人と言う描写もなくて私は好きです。イラストも素敵で、ヒロインめちゃくちゃ可愛いし、ヒーローめちゃくちゃオットコマエでした。
転生もの
ネタバレ
2024年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悪役令嬢に転生もの、推しがいる世界に転生して、推しの幸せのためにっていうのはよくある話だけど他と違うのはヒロインが男前でヒーローが気弱なところかな笑 無理に愛さなくてもいいっていう突き返すような言い方をするのもヒロインの方だし笑グイグイいくのもヒロインの方だし、愛が溢れちゃってるのもヒロインの方だし笑ヒーローは、周りから疎まれてて儚げな雰囲気からだからなんか、言葉とかも、態度とかも脳内変換が男女逆転しそうでした笑それでもヒーローが徐々に心開いてきた時は嬉しかったしじれったいのとキュンキュンで死ぬかと!あんあんいったり過激なシーンはないけど、これはこれで良いかな。
正ヒロインはいい子なので、イラっとするのはヒーローの家族にくらいかな。それもちゃんとヒロインがかっこよく守ろうとしますからね笑 欲を言えばヒーローの口調がずっと敬語で優しいから最後はもっと雄な部分を見せて欲しかったよね笑 これで男女が逆転してたらよく見る作品になってたと思うから良かったと思う!
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