ノンケ同士、攻めは娼館通いが趣味の女好きでおっさんは嫌だとずっと言っているので一向にラブになる気配がなくて不安になりましたが、最後はちゃんとラブラブになってほっとしました。ジョルジュの口調が軽すぎて、家族もみんな似た口調だと知ったときはほんわかしましたが、ここぞって時にも軽いのでちょっと萎えました。特に守り刀をもらうところ。すごく素敵なシーンなのに「あざーっす」っていうのが残念。3日うんこが出なくて痔になった宣言する攻め、裁ち鋏で顎をチョッキンしてケツ顎にしてくる、6人でやったら全殺し、などなど笑えるところもあって面白かったです。ラコタの故郷まで行くのに半年かかるってのが衝撃でした。ファンタジーのBL小説って移動手段が徒歩か馬(馬車)ってのが多いから、旅に数ヶ月かかるのは割とありますが半年は私史上最長かも。シャークマレーでの生活がほんとに楽しく幸せそうだったので、もうちょっと行き来しやすいとよかったのにな。