ネタバレ・感想あり耳を塞いで、あなたの声を聴くのレビュー

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涙が…止まらない
ネタバレ
2024年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ どんなにもがいても沈んでしまう底無し沼のような世界に縛られ続けるシズオと姉、まわりの姐さん達、そして親父様。そんな世界で懸命に生きようとするシズオが健気で純粋で、胸が痛い。
絶対悪のように見えた親父さま。彼にも若い頃があり、知られていない過去があった。それぞれの人が、時代によってもたらされた重い過去によって傷付き、後悔し、抜け出せない苦しみの中で助けを求めていた。どうにもならないやるせなさに涙が出ました。
シズオが親父様に言ったあの言葉「ここが地獄なんじゃない、親父様の中に地獄があるんだ…」胸に突き刺さりました。
シズオも姉も最後は笑顔で本当に良かった!姐さん達も親父様も少しでも笑顔でいられる時間が増えますようにと願わずにはいられなかった。
深く考えさせられた作品でした。
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表紙
ネタバレ
2025年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙とタイトルと序盤の展開から辛い話かなと思いましたが
甘い話でした
受けは辛い境遇ではありますが、真っ直ぐで、
攻めも受けのために行動を起こし
途中からは安心して読めました
良かったです
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受けの健気さが光ります。
ネタバレ
2025年1月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 姉とともにうられ、下働きをする志津夫が、本当に優しくて、素直で。
姉だけではなく、働く姐さんの心配まで。
そして、そこに客としてきていた糸夜に見初められるけど、はじめこそただ一緒にいるだけが、互いに慕いあうわけですが。
不遇な境遇にあっても、泣き言を言わない志津夫。
一言助けを求めてくれれば助けるくらい愛してる糸夜には歯がゆいでしょう。
でも、そんな志津夫だからこそ、すきになるのもわかります。一見糸夜のほうが受けなのかなと思ったけど、そのギャップもよいかなと思いました。
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サクッと読める
2024年12月24日
糸矢が志津夫に惹かれる理由は良くわかりませんでしたが、それはもうどうでもいいやと思わせる二人の関係の進展の速さ、濃厚気味なエロシーン、ドラマ性の高い遊郭が舞台と、なかなか濃かったです。エンターテイメントとしてサクッと読めました。
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作家名: 野原耳子 / 桝目の助
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 電書バト