ネタバレ・感想あり牡丹と獅子 双雄、幻異に遭うのレビュー

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カズキヨネ先生の美麗な表紙絵に惹かれて
ネタバレ
2025年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画も小説も、表紙はとても大事なものです。読者は、表紙を一瞬のうちに見て取り、読むか読まないかを決めます。偶に漫画の表紙と中身の絵が違って感じることがありますが、取り敢えず、手に取って貰えたらこっちのものというのが出版関係者の偽ざる処でしょう。されば、中身以上に表の顔である表紙には力を注ぐ必要があります。そういう訳で、この小説は、中身が面白いので、表紙にはカズキヨネ先生を起用したのでしょう。今のところ、レビューしている人はいませんが、それなりに売れた本だと考えられます。
さて、表題の〖牡丹と獅子〗は、見ての通り主人公の道士の丁洛宝(ていらくほう)と便利屋の劉英傑(りゅうえいけつ)を表わしています。女かと見紛うばかりな美男子の洛宝と美丈夫な英傑を対で売り出すための謳い文句が〖牡丹と獅子〗という訳です。英傑の雇い主である蔡紅倫(さいこうりん)がこれ以上はないというぐらいに最適な字(あざな)を当てました。
論より証拠なので、無料立ち読みを読んで興味を惹かれたら読んでみてください。
主人公達がお互いを得難い終生の友と思うようになるいきさつを見事に描いてくれています。
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