ネタバレ・感想あり悩める小説家のための怪異デートのレビュー

(4.7) 3件
(5)
2件
(4)
1件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
安定の恐ろしBL
2024年12月19日
作者様の怖いお話大好きです。前作がめちゃ怖かったのでマイルドにしたと後書きで仰っていますが充分怖かったです。
でも絶対ハピエン!なのわかってるから大丈夫だった。古い手記のお話なんか背筋がゾクゾクしますね。『怖い』って本当に人間の想像力の賜物ですね!勇敢でラブラブな2人に幸あれ!
次巻もあるといーなー。
「良き隣人のための怪異指南」続編
ネタバレ
2024年11月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズくくりでないと続編を見落とすシーモアさんです。1冊ずつレビューできて、いいんですけど。
愛と信頼の続編。怖さは前作より減っちゃったけど、前半の取材旅行の話はそこそこ怖かった。鳥居を越える身長とか沼地跡とか、それはデイタラボッチかと?(表記に自信がないのでカタカナ。気になる方はググって)まぁ、そういう話ではないのですが。日常に迫るじりじり来る怖さが御影の小説のミソみたいなので、彼の小説を読んでる気分で読みました。小説家は、物書きには書きやすいキャラですよね。夢子の正体が分からなかったのは残念。夢子が大活躍する怖さマシマシの3作目を期待したいけど、無理かな?
前回よりマイルドホラー
ネタバレ
2024年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。スランプに陥った攻めと一緒に地方の怪談イベントに行くお話。会場の裏手に縁起が不思議な神社があり…とオカルトな導入にワクワク。直接的な怪異の描写はなく、人は何を怖いと思うのか、怖いホラー小説とはみたいな人間の恐怖心に関するエピソードだった。こういう人の恐怖心に作用するタイプのホラーも好き。もう一作はついにオンボロお化け屋敷を引っ越すお話。一作目に引き続き相手に遠慮したり本音を言えなかったりでちょっとすれ違うんだけど、受けは攻めの気持ちを信頼して解決するのが良かった。二人の関係が成長している。攻めが取材を受けた女性雑談に掲載されていた記事『こんな恋人にはご用心』を気にしていたのが可愛かった。
レビューをシェアしよう!
作家名: 海野幸 / 街子マドカ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 新書館