って思う作品が多いのは、私の嗜好によるものが大きいと自覚があるのであまり当てにならないレビューだと思います。
個人的に画家とかダンサーとか音楽家とか表現を生業にするような人たちの話は好物で、モーツァルトのクズい感じとかゴッホの狂気だとかポルーニンの抑圧からの爆発みたいな、芸術家ならではの人となりの表現がそれらに近いものを感じて良かったです。
なので、とにかく尖ったままでいて欲しい!ってこういう作品に触れるたびに思うんですよね。
丸くなって他者と共存できちゃうようなマジョリティになって欲しくないというか。
種田山頭火だとか、尾崎放哉とか、ぶっ飛んだままの人間で最後まで生きて欲しい。って願望が。。
三島とか川端みたいなギョッとするようなドラマチックな展開を期待しちゃう人間なんですよ。。