webと大筋は変わらないですが、書籍のこちらはもっと整理されているというか、読みやすく構成されていて、webにはいなかったキャラやエピソード、展開も加わって、グレードアップした感じです。
ヒーローが、ヒロインを害するものにいち早く気付いてはてきぱきと片していくので、ハラハライライラすることなく安心して楽しめました。
挿絵も美しくて、入るタイミングも良くて、ハッピーエンドもしっかり描かれていたしその後のエピソードもあって、大満足でした。
書籍版の「結婚式エピソード」と「結婚一年後の二人で夜会に出るエピソード」は面白かったし、webの方の番外編はシュシュちゃん5歳のクルトくん9歳の「小さな恋の物語」のはじまりっぽいエピソードがとても好きです。
9歳にしてすでにクルトくんはシュシュちゃん溺愛、囲い込みに入ってるのがとても良い。
この二人の成長後の恋愛ストーリー読みたい。
ちなみに、書籍には二人の年齢が語られないのですが、webのままとするなら再開時はウェンディ23歳、デニス25歳です。