ネタバレ・感想あり悪役令嬢の遺言状のレビュー

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良く練れたヒロイン不在のミステリー
ネタバレ
2026年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 悪役令嬢モノの作品って、ストーリーテラーはヒロインかヒーローであることが常道ですが、この作品ってヒロインであるはずの悪役令嬢が物語の進行に於いて徹底的に不在です。
では、ヒーローはというとこちらも彼の視点で物語は語られず、ヒーローであるにも関わらず物語の終盤まで狂言回しとして暗躍されておられます。
このミステリーの謎を追い、最後まで見届けて語ってくれるのは記者のハイネ。もともと下世話で面白ければ良いというゴシップ紙を扱う新聞社に勤めるハイネが、巨万の富を持つ悪役令嬢と呼ばれた少女の残した遺言状を廻って『誰が彼女の財産の全てを手に入れるのか』を見届けようと始めた取材の中で、見えてくる悪役令嬢とその家門の真の姿と国民に隠された隣国との関係、この国の歪みと王族の真実。
あとがきで作者様がおっしゃっているように、真の悪役は物語が進行する中で勝手に踊って馬脚を現す、正に主人公不在型自滅装置設置済み物語とはこのことだわねぇ、と最後まで面白く堪能させていただきました。こういう仕掛けのストーリー展開は非常に愉快でいいですね。
コミカライズされた単話版の無料分を読み、面白くて結末が早く知りたくて原作探したらweb版は掲載終了していて、ノベライズ購入となりましたが、買った甲斐のある作品でした。
才媛ヒロインによる復讐劇
ネタバレ
2025年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 両親を殺された才媛であるヒロインによる復讐劇物語。
全ての罠と舞台を三年かけて用意し死んだふりをし欲望にまみれた容疑者達を見事に踊らせ、少しずつ犯人を特定していくヒーローとヒロイン。
まさかの国王が殺人犯罪者というオチ。
正義感と真相に対する強い想いを持つ青年記者を見事に誘導し真相へとたどり着くように導くヒーロー。
巻き込まれて翻弄されてボロボロになった王太子が一番可哀想なキャラである。
敬愛する父王が殺人者で慶王というのはハリボテだった事自分の子供である自分さえも殺そうとした冷酷さに逃げ出した王太子。
全てが明らかになり青年記者は記事を書くが自社では無理で王家の広報も担当する大新聞社に持ち込み、国王の罪とヒロイン実家の真実と五代までの契約の停戦契約である事など。さらには領地を持ったままヒロインが領主として隣国王太子であるヒーローに嫁いた事で誰もヒロインの悪口を言えなくなる。犯罪者である国王をどうするかなど国内は大混乱。貴族達の混乱と平民の生きる強さ。ヒロインの領地が隣国へと戻ったので戦争になるのではと危機に陥った国内だが、ヒロインはそんな事はせず平和に領地を経営していく。しかし国王は殺人者で王太子はバカ息子で勘違いで元婚約者を攫い結婚式をドタキャンするという行動に。混乱の国内だが数年後王太子が戻って来るが暗く覇気のない人物になっていて。
ヒーロー達は結婚式し幸せにラブラブに。
番外編ではヒーロー目線のエピソードも。
壮大な
2025年8月3日
悪役令嬢と囁かれ侮辱された令嬢!結婚式すらすっぽかされた令嬢!壮大な復讐の始まり本当の悪役の掃除し断罪する!本当の協力者隣国の王子殿下!信頼関系お互いに想い会う結婚おめでとうございます!お幸せになって下さい!
おお~
2025年8月10日
亡くなった後で遺言状が公開されたら、結婚した人に全ての財産を渡すと。その前段階として何代もまえの首をかしげたくなる事情があり、更にヒロインの両親の悲劇、極めつきは結婚式に一人置き去りにされた花嫁。何のこっちゃと思わせながら結末が気に成りまして
令嬢が出てこない
ネタバレ
2025年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。ミステリーあり、恋愛あり、令嬢同士の扇子の陰に隠れた舌戦はないけれども、もっと高尚な感じがした。舌戦も好きなんだけれども。背景の歴史も面白い。新聞記者の使い方も小憎らしいほど読むのを夢中にさせる。
最初こそ、ヒロインの地味さにがっかり感あったけど、読み進むうちに、これで良い!と思える。
先が読めるミステリー風味
2025年1月16日
悪役令嬢ものは読み漁っているためか、先は読めました。その通りの結果でした。ヒロイン不在で進む物語は他にも思い浮かびますが、そちらは本当に悪役令嬢モノのざまぁ展開に主軸があります。対してこのお話はざまぁ展開よりも犯人当てに主軸を置いたミステリーだな、と。本格推理小説とは比較にもならない、すぐに犯人は推測出来るレベルなのでミステリー『風味』と呼びました、すみません。まぁ悪役は報いを受けるのでざまぁ要素もあると言えばあるかなー。ヒロインに対して何かしらの害を与えた人たちは全員何らかの報いを受けています。聡明なヒロインによる敵討ちがメインなのでヒーローとの恋愛要素は番外編でしか書かれていません。甘い物語が好きな方や本格推理ものが好きな方は物足りなく感じると思いますが、そうでなければ楽しめると思います。
しりすぼみ
ネタバレ
2026年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中までは良かったのよ
ネタバラシから2時間サスペンス劇場みたいに安っぽくなっちゃって
王様が共も連れずに来て誰にも気づかれず人殺しして逃げ切れる?
あと国名とか辺境伯の立場とかどっちがどっち?かややこしかった
いいね
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初代当主の心意気は良い
ネタバレ
2026年5月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 王都から馬車で4日の距離を王様が夜中に一人で出歩くか?当主夫妻だけで出迎えるか?門番や家令がいるでしょ?誰にもばれないようにと手紙でも来ていたか?でもそれに従うか?と物語の根幹に?だった。
物足りない
ネタバレ
2026年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公不在でストーリーが進みます。トリックというか、真相はかなり早い段階で予想した通りでした。
文章の雰囲気がシリアス寄りで期待したけど、抜きん出た仕掛けやどんでん返しはなく、まあそうだよねーというオチ。
記者の彼が多少成長しましたが、基本的に人物描写も浅めだから復讐完遂してもあまり感慨がなかったな…。面白くなくはないのですが、期待しただけに色々物足りない。
読み疲れしました!?
2025年9月20日
読み放題で読みました♪面白かったです☆多分・・・だろうなぁ〜なんて先読みは出来ましたが、推理小説の様で読み応え有り楽しませて頂きました。が、何となく読書後感としては、スッキリした!!と言うものでなく、なんか疲れたって感想です。
このパターンに慣れちゃってたらダメなやつ
ネタバレ
2025年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他のレビュワーさんと同じくラノベを読み漁っており本人不在の断罪劇的なミステリーに目新しさがなく、犯人や謎の商人の正体まで想像通りだったのでこの作品の醍醐味をいまいち感じられませんでした。せめて人伝にヒロインの聡明さがもっと分かるようになってたりすれば不在なのにこの存在感!みたいな楽しみ方ができたんじゃないかと思います。言いたいことは分かるけど、ヒロイン像がぼやけたままで色んな感情が渦巻くほどの愛着がわきませんでした。いないのに追い詰めてくるような存在感が欲しかったなぁ。
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