ネタバレ・感想ありお飾り王妃は逃亡します!~美貌の修道士(実は皇帝)との七日間【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】のレビュー

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偽修道士と未亡人と白い生き物。
ネタバレ
2025年9月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 父王が殺され、政略結婚した他国の夫王も殺され、奇しくもふたつの国の王位継承権を得てしまった王妃ヒロイン。隣国の国王が大陸の覇権を握るべく彼女を娶る算段をつけたが、この男が親の仇である故絶対受け入れられない、と彼女は逃亡を企て…という話。謎の胡散臭い修道士(偽)との逃避旅のなか、絶体絶命な場面がいくつもありましたが、超賢い白い生き物(フェレット)が緊迫した雰囲気を和らげてくれて緩急が心地良かったです。ファンタジー要素が後半を中心に展開され、ご都合主義も少々ありましたが終わり良ければ何とやらで楽しかったです。いやーほんと白い生き物劇場でした(笑)。大活躍、この子がいなかったら物語が終わってましたよ(苦笑)。ヒーローは職業皇帝の割に口調も粗暴だし、態度も全然緩くて(褒めてる)親近感が湧くお兄ちゃんタイプでして、ボロ小屋でのアレコレはナイス執着ナイス自制心の無さで最高でした。ていうか、何故タイトルに(実は皇帝)って入れて初めからネタバレしてるんでしょうか。なんか理由があるのかな?と訝しみながら読んでましたが特になくて、これだったらミステリー方式にして読者さんに2度読ませたくなる構成にすれば良かったのに。と思ったり。すみません生意気なことを。挿絵も綺麗可愛くて(特に麦畑のシーンが良かった)より作品を盛り上げていたと思いました。
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面白かった
ネタバレ
2025年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の人生が不遇すぎて、逃げ出すも捕まり、ハラハラドキドキの逃亡劇の末...エンツォが本当にカッコよくて!!二人の幸せな日常生活がもっと読みたかったです。
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逃亡劇
ネタバレ
2025年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 両親と夫を殺した隣国王との結婚を強要され、腹違いの兄と逃亡したものの失敗し北の皇帝に助けを求めたヒロインと、托鉢修道士を装ってしてヒロインの国にやってきたヒーロー。
題名に(実は皇帝)とあるので、読者はヒロインを助けるヒーローの正体ははじめから分かっちゃってるんですが、ヒロインにとってはただのニセ修道士。殺された夫とはいとこ関係で白い結婚だったこともあり男性に不慣れなヒロイン。ずれ皇帝の元に連れられる事が決まっているのに口説いてくるニセ修道士に戸惑う気持ちはよく分かります。それに、ヒーローのワガママや強引さが人間らしさにつながっていて魅力的に映りました。フェレットも可愛くてよかったです。
ヒーローSideもあり、ヒーローの内面は情熱的でした。ヒロインへの想いを拗らせて異常な執着になっているのもまたよかったです。
七日間
ネタバレ
2025年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ あっという間に読み終えてしまいました。七日間よりもずっと長い期間のお話しも読んでみたくなりました。美貌の修道士が、ヒロインの結婚相手ではなかったらラストは、どうなっていたのかな…と考えてしまいました。
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スパダリヒーロー、、、ケンティー⁉︎
2025年5月15日
一途と執着が紙一重なヒーロー。我慢が出来ないと連呼するヒーロー。カッコいいはずが、可愛く見えてきます。芯の強いヒロインは、大好物です!スピード感があり、あっという間に読んでしまいました。面白かったです
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面白い!おススメですっ。
2025年4月6日
お話のメインはイヴェットとエンツォの逃避行なのですが、終始ハラハラドキドキの展開で最高に面白かった!
そして頼れる相棒のフェレットのケンティー!彼の「死の舞踏」にビビりまくる敵兵士達(笑)
エンツォは無憂作品には珍しいかも知れないヒロインに激甘ヒーローです。最高にカッコいいですよ。
新作待ってました〜
2025年4月5日
作者様買いです。発売を楽しみにしてました〜。同じレーベルからの出てる前作が大好きです!
前作は和物でしたが今作は中世ヨーロッパっぽいくてこちらも素敵でした。2つの王位継承権を持っ王女なんて、中世イベリア半島やフランスを思い起こさせる世界でツボりました!
お話も変わらず壮大で旅仕立てです。
この作者様は情景描写に世界観を滲ませるのが上手です。
挿絵はウエハラ蜂先生で美麗で嬉しいです!
すっごくおすすめです^_^
個人的にはまた明治〜昭和日本を舞台にしたお話を書いてほしいです。
映画を見たような読後感。読み返したい!
ネタバレ
2025年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 執着ヒーローと芯の強い少し天然(鈍感?)なヒロインの物語。
お互い初恋同士ですが、ヒロインはヒーローに気付きません。
ヒーローはけっこう最初からぐいぐい。
これも良いです!
表にはあまり出しませんが、ヒロインへの執着がところどころでちゃう。
ヒーロー目線もしっかりあって良かった。
なんと言っても、場面場面の情景の描き方が素敵で、とてもイメージしやすかったし、漫画にしても良いと思います!!(絵の綺麗な作家さん希望)
ウエハラ先生のイラストも素敵でした。
もっと枚数増やしてほしかったくらい。
高かったけど大満足。
おすすめです!!!
素晴らしい!
ネタバレ
2025年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作家さんでしたが、ウエハラ先生のイラストに惹かれて試し読みしたら、面白くて即購入してしまいました!ホント文脈が素晴らしくて、寝ずに一気に読んでしまいました!終始ドキドキした緊張感がひしひしと伝わってくる内容で、すごく面白かったです!ヒロインのイヴェットが無理やり結婚させられそうになる所をヒーローのエンツォと逃亡する所から始まり7日間逃げるのですが、とにかく語彙力が素晴らしい!映画を観てるくらい情景が伝わってきて最高に面白いです!Rシーンもあり楽しめました。
フェレットのケンティーがものすごく活躍しますし、エンツォがカッコ良すぎます!挿絵もあり、最後までドキドキハラハラ最高に面白かったです!
一気読みでした。
ネタバレ
2025年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 情景を描くのがとても上手で、手に汗握る逃亡劇でした。悪役は、う~ん、ソーニャ文庫大好きな私的には、責められるほどの執着愛でもなく感じてしまいました。でも、歪み具合も中途半端で、魅力的な悪役でもなかったですけど。
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死の舞踏が見たい(笑)
ネタバレ
2025年4月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 協力者もいて、結構あっさり逃亡できていて、これは逃亡中に盛り上がる恋愛物かな?と思ったら、ヒロインはなにげに自身の置かれている立場から状況を考えていて、ヒーローの方が後先考えられずに行動してしまう小さなすれ違いがあり、あっさり逃げ切るかと思えばそうとも行かず。ケンティー大活躍でほっこりしたり、ハラハラしたりで楽しめます。
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惜しい
ネタバレ
2025年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一途なヒーローが良かったです。ヒロインがあまりヒーローのことを覚えていなかったのが残念。ヒロインもずっとヒーローのことを忘れられなかったという設定にした方が良かったような…。登場人物の魅力があまり伝わって来なかった。逃亡劇はハラハラしましたがそこに重点を置くのではなく人物像をもう少し深く掘り下げて欲しかったです。ストーリーは良かったのですが人物像にハマれず感動とまではいかなかった。お値段を考えると物足りないです。
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途中ヒーローの性急さが残念で
ネタバレ
2025年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 逃避行って期待通りスリルありテンポあり面白かったです。景色の描写や村の風景も主人公達も魅力的で二転三転しドキドキ楽しめました。
ただただ残念過ぎたのは、ヒーローが正体を明かさずヒロインも戸惑っているのに体の関係を最後まで進めてしまう展開が短慮さと性急さでガッカリ…逃避行の途中で災難からヒロイン体力落ちている場面だしヒロインへの大切な思いがあるなら昂る気持ちを抑えて救出し正体を明かしてから結ばれて欲しかった。
タイトルに(実は皇帝)というネタバラシもない方が嬉しい。
好きな内容だったからこそ残念でした。
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作家名: 無憂 / ウエハラ蜂
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: MUGENUP
雑誌: Ruhuna