完結したと思っていたので、こうして番外編を読めてとっても嬉しいです。1〜3巻まで全て日常生活のひとときを題材にした短編集でした。1巻はタキア×ルサカの話で甘々。2巻はクアス×ユーニの話で、こちらも甘々。3巻はタキア×ルサカの話で…以下同文。
2巻のあとがきで、クアスの母メレディアと元騎士のルドガー(ルディ)の馴れ初めが書かれていて、本編並みに楽しかったです。特にルドガーの見た目と中身の「ギャップ萎え」というワードに笑ってしまいました。ギャップ萌えはよく聞くけど、ギャップ萎えって…ツボりました。
3巻だけお値段とページ数が比例する、ボリュームのある内容でした。途中までこれまで同様に色々なシチュエーションで甘々っぷりを見せつける二人を微笑ましく見ていましたが、最後の2話だけ趣向が違っていて面白かったです。
その2話だけ「ほうきウサギ」の目線からの一人称の話になっていて、それだけでも雰囲気が違って楽しかったけど、ほうきウサギに降りかかる災難?珍事件?などの意外な展開に意表を突かれて、思いの外楽しめました。