ネタバレ・感想あり【全1-5セット】これを恋だと呼べたのならば【イラスト付】のレビュー

緒莉千影透子

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ちよこれいとさん

(女性/－) 総レビュー数：119件

両片想いです　一気読みしました

ネタバレ

2025年6月16日

このレビューはネタバレを含みます▼ 父親どおしの交通事故により被害者、加害者の家族になってしまった両片想いの2人のストーリーです。小学生のころからの知り合いで中学生になってからお互いの想いに気づきますが父親の交通事故により気持ちを伝えれず離ればなれになりますがハイスペックに成長した男性からのプッシュにより平凡なヒロインと結ばれていきます。加害者の家族の男性より被害者家族のヒロインの方が交通事故により負い目を抱きなかなか男性に対して素直に気持ちを伝えきれないのがもどかしいのですがそこは男性が先手先手で問題を解決していき最後はハッピーエンドになっていきます。内容が良かったので一気に読みました。

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でめきん＠りおさん

(－/－) 総レビュー数：1243件

絡まった糸をほぐす作業。

ネタバレ

2025年6月12日

このレビューはネタバレを含みます▼ ただ何となく生きてる食品会社勤務のOLヒロインは、同僚の誘いで合コンに参加し古傷を抉るような再会をしてしまう。それはずっと胸に蟠ってた初恋のやり直しを予感させ…という話。事故の加害者と被害者の子供たちという立場のふたりが、どう折り合って前に進んでいくかというテーマだと思います。ヒロインはとある罪悪感を抱えて拗らせてるのに対して、ヒーローはすっぱり「それはそれ、これはこれ」と前向きに生きているので、序盤を中心にヒロインはその温度差についていけなかったんだと思います。そんなふたりが読んでいてもどかしかったです。父親も何故ああなってしまったのか。父親も含め途中までヒロイン一家に嫌悪したものですが、最後まで読んでそれぞれがあの事故に対して心に抱えていたものがあり、年月を経て昇華されられたようで読後感は不思議と良かったです。ただ読み終わってみて、友人カップルのあれこれは必要だったかなと思ったり思わなかったり。緒莉節とも言える淡々とした文章は相変わらず肌に合いますが、過去現在と頻繁に場面が入れ替わるのがちょっと読みにくかったですね。ヒーローの一途さが際立ったお話でした。

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作家名：緒莉 / 千影透子

ジャンル：ライトノベル TL小説

出版社：ジュリアンパブリッシング

雑誌：チュールキス

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