このレビューはネタバレを含みます▼
すべて色で判断され、最下層の薄墨ヒロイン。貴族の酷い行いにも諾と受け入れ、その貴族の暴力によって生命を落とした母。そして後を追うように父までもが‥‥そんな父が遺したのは世界の悪でもある蟲退治。それを生業として細々と生きてきたヒロイン。ある日現れたのは母に暴力の限りを尽くした貴族と同じ髪色をしたヒーロー。あるきっかけで分家ヒーロー宅で暮らす様になったが‥‥‥。
色による身分に苦しみながらの蟲討伐、ヒーローの思惑、本家の介入、そして何より母の過去の秘密。面白く惹き込まれました。