ネタバレ・感想あり愛を知らない不動産王が恋をしたら猛攻が止まらないのレビュー

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二人の遅すぎる初恋
ネタバレ
2025年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインは祖父母を守る為に顧客からの紹介で婚約したが相手が浮気をして女性を孕ませてしまい婚約破棄に。しかし冷静なヒロインに激昂した最低野郎の態度にヒーローがお店側に苦情を口にした事で婚約者達は個室へ。ヒーローに助けられる。ヒーローからの辛辣な言葉があったものの冷静なヒロイン。ヒーローは実は興味のない人間の顔特に女性の顔を覚えられないという特質があるが、以前友人の職場で顧客対応するヒロインが印象に残っていてそれでヒロインの事を覚えていた事に自分でもびっくりで。そしてヒロイン指名で外商としてヒーロー家に招待されるとテストのようなヒーローの要望に見事に勝ちヒロインと二人で話したいと申し出るヒーロー。そこで自分も婚約者が必要な状況でヒロインと結婚したいと申し出る。いきなりな話にびっくりのヒロインだがヒーローの信用出来る所を見つけ婚約者となる。ヒロイン祖父母への挨拶でヒロインがいかに愛されて育ったか実感し自分もその家族に迎え入れられた事で自分が持てなかった温かく愛情に溢れた家庭に心温まるヒーロー。ヒロインの強さや弱さや優しさなどに触れていき恋に堕ちたヒーロー。ヒロインもヒーローの懐の大きな所と自分の気持ちに寄り添ってくれる所に惹かれていく。両片思いの二人だが恋を自覚したヒーローは言動が甘くなりヒロインはどうしたらいいのか分からない。元婚約者がヒロインを逆恨みし待ち伏せしている所にヒーローが現れて電話一つで相手男性を地獄へ。そしてヒロインを守りたいヒーローはその日からヒロインと同棲を。引っ越しでヒロインの趣味を知り嫉妬なら意地悪するヒーローだがヒーロー方が好きだと言われてノックアウト。従姉妹の婚約パーティーの話を聞きヒーローに相談しようとするがその前にヒロインが従姉妹に呼び出されて言い合いになり頬を叩かれるヒロイン。激怒するヒーロー。そして従姉妹の婚約パーティーに一緒に出るはずが渋滞で遅れるヒーロー。その間に会場でヒロインにマウントを取る従姉妹に指輪を取られそうになり言い合いになるも激昂した従姉妹にまた叩かれそうになる所でヒーローが現れてヒロイン方がセレブと婚約した事に納得いかない従姉妹を諌める祖父。ヒーローの登場にざわつく会場、ヒーローに媚びる祖父に縁切りを宣言するヒロイン。ヒーローは二度とヒロイン達家族に関わるなと警告しその場合は潰すと宣言。打ちのめされるヒロイン祖父。
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契約結婚からの。
ネタバレ
2025年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 老舗デパートの外商部勤務ヒロインは見合いで出会った婚約者に裏切られ、さらに詰られていたところを見目麗しい大富豪に助けられる。後日彼付きの担当に決まったかと思えば突然契約結婚を提案してきて…という話。ヒロインの家庭の事情、ヒーローの建前上必要だった結婚でしたが、お互いがお互いの事情を慮り慈しむことで距離が縮まるどころか惹かれ合います。ふふ、愛のないとか言ってたのに(笑)。やっぱり物語のターニングポイントはヒロインの実家訪問でしょうか。あれから物語がグッと進んだように思いました。後半、ヒーローと祖父の関係を取り持ったヒロインについて。ヒロインも言ってましたが普段の自分ならお節介だなと忌避してました。けどあの二人は明らかに誤解してすれ違ってるだけだし、手を加えたヒロインは正解でしたね。ほんと御厨先生のヒロインは読んでいてストレスがたまらないので嬉しいです。一方のヒーロー。愛のない家庭で育ったせいかドライで合理的でどこか人間不信を拗らせています。仕方ないよなぁ。祖父も心配してましたけど、それでもヒロインの事情を汲んで手を差し伸べたり釘をさしたりということが出来る男なので根っからの薄情でもない気がしました。あ、ヒロインのヲタク設定?は蛇足だったかな。スパイスとして加えたかったのかもしれないですが、あのプレイとか共感性羞恥が襲ってきてページ飛ばしちゃいました。無理です冷静に読めない(苦笑)。森原先生のイラストは艶やかで綺麗でした。作者買いですが面白かったです。
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ネタバレ
2025年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一つ?と思ったのは元婚約者の銀行員の彼の行動です
銀行員って計算高くてそこまで浅はかな言動はしないと思っています
例外の一つでしょうか?
ヒロインの祖父と従妹も然り
かなり極端な設定ですね
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作家名: 御厨翠 / 森原八鹿
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: ヴァニラ文庫
雑誌: ヴァニラ文庫