ネタバレ・感想あり虐げられた出戻り姫は、こじらせ騎士の執愛に甘く捕らわれるのレビュー

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あてがわれ結婚。
ネタバレ
2025年9月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 残虐な大公の後妻にうら若き王女が差し出され、奇しくも国の安寧は保たれていた。数年後大公が病死し、国に戻ってきた王女はすっかり人が変わってしまっていた。妹を残虐な男へ差し出した兄はなんとか妹に幸せになって欲しいと、未婚の護衛騎士に目をつけ政略結婚をさせようと目論むが、騎士には婚約者がいて…という話。なんなのこの国ってなりました(苦笑)。兄の気持ちは分からんでもないけど、押し付けずに慮かれよと思いますね。そして作者さんお得意(?)のクズ男ヒーロー。無自覚な分タチが悪い(笑)。婚約者もすったもんだの挙句に結局幼なじみと収まっちゃうし、唯一ヒロインだけがまともだった気がします。ていうか自分の気持ちを自覚してからのヒーローが様子がおかしくて別人のようで笑いました。むっつりだったんかお前(笑)。これwebからの書籍化なんですけど元タイトル『水面に映る月影は』が凄く綺麗で内容にも沿っていて良かったのに、何の変哲もない凡庸なタイトルに改変させられて悲しかったです。
面白かった。
ネタバレ
2025年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ かなり読み応えがありました。
結婚前と結婚後と、前後編のような内容になっています。
ヒロインが徐々にヒーローに心と体を開いていく様子が丁寧に書かれていました。
ヒーローは人の心の動きに対してすごく鈍く、他人に対してはかなり冷たいです。ただ惚れた姫に対してだけは別で、途中から少しポンコツなのも可愛かったです。紆余曲折して、周りを傷つけちゃったけど、結局最初から姫だけでした。
ヒロインの姫もきちんと矜持を持ち、いざという時は品格ある対応なのも、ただ守られ弱いだけではなくて良かったなと思いました。

できれば子供が生まれた後日談とかを読みたかったし、
鈴ノ助先生だったので、せっかくなら挿絵があるともっと良かったなと思います。
面白かったけど、ヒーローが無自覚なクズ男
ネタバレ
2025年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いで、内容は面白かったです。
ヒロインには誠実なヒーローでしたが、元恋人には自然消滅狙ってたり誠実さを見せない無自覚なクズでした。
心変わりというより、結局はヒロインに最初から惹かれて元恋人をヒロインと重ねてみてただけと最後の方に言い訳になっていましたが、元恋人さんへの対応が可哀想で良い男には見えませんでした。
護衛だけは完璧なヒーロー
ネタバレ
2025年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良かったのかどうか分からない作品(笑)終始ヒーローがポンコツで若干、クズだった。元婚約者への態度は酷かったけど結婚までの話は私好みでした。ヒロインは芯があってまぁまぁ良かった。うーん、噛みつくのは…ないかなぁ。。。
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作家名: 無憂 / 鈴ノ助
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: アルファポリス