ネタバレ・感想あり氷の悪女は妹から奪った婚約者の殉愛に堕ちるのレビュー

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すっごく良かった!
2025年10月11日
捻くれたヒロインが好きな人はには刺さります。 久しぶりにイッキ読みしました。
家族に虐げられてる設定は使い回されてて、またかだったけどまぁ前提だしね。
ヒーローがあくまでもヒロイン側なのは良かった。
もと婚約者は以外にも面白いヤツだった。
変わらずこの作者様の作品は裏切らないです。
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琴線に触れすぎて泣いてしまう(˶߹꒳߹)
ネタバレ
2025年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 誰にお礼を言ったらいいの!!作品が最高すぎてもう泣いてしまう(´;ω;`)
もう、これぞ真白様の真髄だと言わんばかりの傑作ですよ!世に出してくれて出版社さん本当にありがとう~待ってたんだ、web連載のような真白様の影のある作風をずっと!!
女は馬鹿な男に母性本能が疼くというけれど、男は淋しい女に男心燻られるのかな、って思わず想像してしまうお話でした。
自己主張が芽生える前に身内に自我を摘まれて枯らされてしまったヒロインの悲痛な叫びと痛みが、実は赤の他人であるヒーローや元婚約者にとって守ってあげたい庇護欲と振り向かせたい執着心に変えていて、救いだなと思いました。
陰と陽、正反対な姉妹だったけど、同じく正反対だとヒロインが思い込んでいたヒーローはヒロインと同じ穴の狢だった気がします。
気持ちがわからなくても、想いがすれ違っていても、そっと寄り添って抱きしめるヒーローの愛情の深さは泣いてしまう。
妹の拗れ具合もわからなくもないけれど、一番身近な分身を無意識でも意図的でも傷つけて痛めつける事で生き甲斐を感じている性は、誰よりも愛憎が強かったんだなと思います。そもそも妹の一番はヒロインで、ヒーローに奪われたくなかったからこその行動に思えました。
本当に良い!真白様の仄暗くて悲しくて切なくて愛しい、あの雰囲気を出版してくれてとにかく嬉しいです。とりあえずリピート読みします、好きすぎてたまらん!!
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作家名: 真白燈 / さんば
ジャンル: ライトノベル TL小説
出版社: 夢中文庫