ネタバレ・感想ありこじらせ龍のつがい探し~社畜が異世界で見初められました~【電子書籍限定版】のレビュー

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運命じゃなくても、運命みたいな2人
ネタバレ
2026年9月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ やっぱり海野先生は面白い!
簡単に言えば和風異世界転生物語なのですが、受けさんは自分は運命の相手じゃないという負い目があり、攻めくんもまた一族の中で自分だけが異質な存在だという引け目があります。
そん2人が徐々に惹かれ合うエピソードが積み重なって、そのたびに攻めくんの身体が少しずつ成長していくのですが、年下攻め大好き人間なので1粒で4度くらい美味しかったです!
受けくんの過去との向き合い方、儀式の秘密、周りの人たちの悪い人ではないけれど不器用な在り方とか、伏線も色々あってすごく読み応えがありました。
異世界ならではの情景も美しくて、異形の敵と戦うシーンではハラハラして、あーもう本当に面白かった!!
海野先生ずっと応援してます!
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攻めがいじらしくて可愛い
ネタバレ
2026年6月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。ブラック企業で働く飼い慣らされた社畜の受けが異世界の龍の末裔の番に。事勿れ主義で上司のご機嫌伺い能力に長けた受けが、突然の攻めの番発言や状況に空気を読みまくるのが面白かった。攻めの機嫌が悪くなるのを察して、人間より怒らせたらヤバそう!となり「あまりに光栄なお話に驚いて声も出ませんでした、末永くよろしくお願いします」と即座にお太鼓持ちになったのに笑った。しかも呑気に(上司より話がわかるタイプだな)とか思っている。そしていずれ本物の運命の番じゃないとばれるだろうが、誤魔化せるうちは問題を先延ばししよう(龍は長生きだし相手もまだ子供だしバレる前に自分の寿命が尽きる可能性もある)となる。そうやってその場その場で求められる返答を取り繕って生きてきた受けが、自分の意思で攻めのために何かしたい攻めを守りたいと自我を取り戻していく様子が良かった。実年齢は100歳超えなんだけど幼い見た目で癇癪持ちの不憫なお坊っちゃん攻めが可愛くて、受けの庇護欲が掻き立てられる気持ちがよくわかる。どうして誰もこの子をちゃんと見てあげないんだと自分の子供時代と重ねて憤る受け。攻めを守りたいという立場に立って初めて、自分の母親の視点に思い至る展開も良かった。
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