ネタバレ・感想あり萩尾望都スケッチ画集Ⅱ―「11人いる!」とSF世界―のレビュー

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作家「萩尾望都」の深奥をのぞき込む
ネタバレ
2026年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 少女漫画が好きでこれまでの人生、傍らにはいつも少女漫画があった。「私」という人格の、何割かは昔読んだ少女漫画で形成されているように思う。なかでも「萩尾望都」の存在は大きい。少女漫画の神様が紡ぎだした物語が「私」を育ててくれたといっても過言ではない。…ここまで前置き(なっが…(;^_^A) さて、スケッチ画集2冊目は「11人いる!」とSF世界。子供の頃から繰り返し読んで見覚えている絵の原型や、初めて目にするイラスト、緻密に書き込まれたメモ、日記風の書付…、萩尾望都の試行錯誤と苦渋の決断、表舞台に登場することがなかった夢など。これほどの量を保存してくださっていたことと、こうして公開してくださったことに、ただひたすら感謝。セピア色に変色した紙の、手触りまでもが伝わってくるようで、その臨場感に電子で読んでいるというのに緊張してしまう。長いこと追いかけ続けてきた作家の、未知な一面に出会えた1冊。ファンにおすすめ!
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作家名: 萩尾望都
出版社: 新潮社