ネタバレ・感想あり聖女の、遺産(新潮文庫nex)のレビュー

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良かった良かった
ネタバレ
2026年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いで初めて紙の文庫で購入しました。設定自体はありきたり、な感じですが、両片思いからハッピーエンドになるまでのジリジリ感が六つ花先生の作風でしょうか。自分の生きる世界、自分が繋がっている関係を放り出し、断ち切って、好きな人のいる世界にくるって、すごく大きな事だと思うので、そこの流れも納得の出来る形になっていて良かったなと思います。
欲を言えば、デレデレなヒーローをもう少し見たかったなと思いました。書き下ろしの短編も2人の関係を深掘りすると言う意味で良かったですが、甘々な所を見たかったなぁ。コミカライズも楽しみです。
温かい終わり方でした。
作風変わったような…
ネタバレ
2026年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。
前作のノイガレネーやワンモアハッピーエンドを読んだときに薄っすら思ったんですが、作者さんの描く恋愛模様が変わったなあと。両片思いではあるけど、死にプロとかみたいな溶けそうな溺愛感情があんまり事細かに書かれなくなってます。今作のセイクリッドも溺愛なんだろうけど…あっさりしてます。状況で溺愛具合を察すればいいのか…?と悩みながら読み進めました。(ちなみに両思いになったあとの幸せシーンはほぼなかったです。)読後に考えてみれば恋愛というより家族愛に重心がある物語でした。勝手に恋愛に期待してしまいましたが、そういう話ではなかったです。
あと、奈枝が捕らえられて処刑されかけるシーンは勘違いで起こったことだと思って読んでたら意図的なものだったのでモヤモヤしました。企んだ人の理由も分かるっちゃ分かるけど、それが腑に落ちるほどの文量がないのでスッキリしません。
うーん…色々書いてしまいましたが、とにかく読み返すかと言われたらNO寄りの悩ましさ!という感想です。
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作家名: 六つ花えいこ
ジャンル: ライトノベル
出版社: 新潮社
雑誌: 新潮文庫nex