ネタバレ・感想あり冷徹王子は、シゴデキ秘書を愛妃にご所望~ただし、彼女はまだそれを知らない~のレビュー

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こんな愛し方もあるのか
ネタバレ
2026年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1人の女性を巡る2人の男性の違う愛し方。
変な話、一般人なら「愛してる」「わたしも」で、はいめでたしめでたし、な訳ですよ。でもここで出てくるのはお貴族様なのでね、それではすまない訳ですね。サミュエル(表紙からして当て馬ポジ)の愛し方は典型的な「恵まれすぎた人」の発想。言い方悪いけど恩着せがましい。傲慢さを感じるし、受け入れるとこちらが卑屈になりますね。仮に結婚したとしたら、サミュエルも次期公爵なんで、エマの身分なら正室でなく側室扱いになるでしょうね。一方のルキウスはエマが自分の仕事ぶりで評価してほしいと思っていることを知る訳です。ここでサミュエルとの大きな差が出ます。そこでルキウスはエマにかなりガンガン仕事を振るんですが(そうしないと仕事が回らないというのもある)、エマは正当に自分の仕事を評価してもらうことを望んでるしガンガン振ることでエマの能力をルキウスは正当に評価してるんですね。それがルキウスのエマへの愛し方となるんですよ…。分かりにくい…(苦笑)だもんでサミュエルはそれに気づくけどエマは気づかないんですね。ルキウスはエマが気づかないなら気づかなくてもいい、サミュエルを選ぶなら仕方ない、彼女には選ぶ権利がある、と…。なんだこのエマ第一主義の愛!!しかも分かりづらい愛し方に胸が締めつけられました…。でもなんだかんだ理由つけて分かりやすく自分と同じデザインのドレス贈っちゃうんですけどね!(笑)
ルキウスはエマを娶りたいけど、エマは愛でられるだけの側妃にはなりたくない。正妃(身分が低くても正妃たる能力があると認められたら正妃になれるらしい)にと望まれるなら王子と結婚してもよいと思ってる。それを知ったルキウスはエマに正妃の素質があると周りに認めさせるためにガンガン仕事振るんで、よくよく考えるとルキウスが囲い込んでる…とも言えなくもなくてちょい怖い感じもするんですが(笑)でもそれ自体を伝えるつもりはないし、エマに他の道を選ぶ自由も与えてるので、エマがルキウスを選ばなかったらと思うと辛い!まあでも選ばれるんですけどね!(←唐突なネタバレ)いずれにせよ好きな女性の生き方を否定しない(むしろ全肯定?)ルキウスが終始よかったです╰(*´︶`*)╯♡めっちゃ長くなった(笑)
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